7/30//2005 吉備雑感日記  
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月の姿あれこれ

気が向くと月を見上げ、撮影するようになって一年ちょっとが過ぎました。知識として理解していると思っていた月の満ち欠けの姿も、いざ実際に自分の目で追いかけてみるとまた違った何かが見えてきます。27日、台風が通り過ぎたあとに見た月は大気の状態もよかったのかとてもよく見えました。そして翌28日は、ちょうど「下弦の月」この日もなかなかの見栄えでした。

画像をクリックすると大きく表示できます。なお、数日足りません・・・・。
■ 画像をクリックすると大きく表示できます。なお、数日足りません・・・・。
 

■ 左端は22日午前0時頃、一番右は30日午前2時頃撮影。なお満月は21日でした(画像がありません)。


全て80mm屈折望遠鏡 焦点距離500mmアイピース25mm(20倍)デジカメ(E4300)でコリメート撮影。
■ 全て80mm屈折望遠鏡 焦点距離500mm
アイピース25mm(20倍)デジカメ(E4300)でコリメート撮影。
 

■ 28日に撮影した下弦の月です。

上記の右から3番目と同じ画像です。(上記一覧を作成するときに画像の上下左右を一般的なと思われる月の表示に合わせました。左画像は撮影したそのままの向きです。(減って行く月の状態と言うことで下に<弦>がくるように撮影しています。)

上記一覧を作成しようとここのところ撮影した月を集めましたが、残念ながら満月が在りません。そこで以前撮影した満月を並べようと思い、表示してみると明らかになんだか変です。

月の模様の位置が微妙に異なっているのです。ネットで調べてみると月の軸の関係で見える範囲が変わるのだとか・・・・。

あらためて考えて見ると地球の周りを回っている月が(ほぼ)いつも同じ向きを地球に対して見せているということも不思議に思えてきます。


ブローセル15mmアイピース使用、+デジカメのズームを使って拡大しています。デジカメのズーム設定距離が35mm(フィルムカメラ)換算114mmだとすると114×望遠鏡の倍率(焦点距離500÷アイピース25)=2280mm 相当の望遠レンズで撮影したことになるそうです。同じ望遠鏡を使っていてもアイピースの焦点距離を変えれば倍率はかわりますし、デジカメのズーム位置の違いもあります。加えて電子ズーム、撮影後にトリミング処理などすると結果画像についての倍率を言うのは難しいです。(几帳面な方?ならちゃんとされるのでしょうが・・・・)
■ ブローセル15mmアイピース使用、+デジカメのズームを使って拡大しています。

デジカメのズーム設定距離が35mm(フィルムカメラ)換算114mmだとすると

114×望遠鏡の倍率(焦点距離500÷アイピース25)=2280mm 相当の望遠レンズで撮影したことになるそうです。

同じ望遠鏡を使っていてもアイピースの焦点距離を変えれば倍率はかわりますし、デジカメのズーム位置の違いもあります。加えて電子ズーム、撮影後にトリミング処理などすると結果画像についての倍率を言うのは難しいです。(几帳面な方?ならちゃんとされるのでしょうが・・・・)

 

■ 月の出が徐々に遅くなるのに合わせて、痩せて小さくなって来ました。

これからはどんどん明け方に見る月になっていき、そしてまた新月から始まります。新月の頃の月はほぼ朝日とともに現れて夕方には沈む事になりますね。

月の満ち欠けの周期は、約29.5日だそうですが、こうして継続して見ていると、ほぼカレンダー通りに前の月に下弦の月を見たあたりの日付で同じような形を見ることが出来ます。


見える月の形、見る時間が暦として社会的なコンセンサスだった時代。絵や文学、社会に及ぼした影響は、きっと大きかったと思うのです。

デジスコ撮影

 


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