5/30//2008 展覧会案内・感想  
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特別展 上村松園・松篁・淳之展−松伯美術館所蔵品による−

笠岡市立竹喬美術館で、奈良県にある松伯美術館所蔵が収蔵している上村松園・松篁・淳之の上村家三代の作品を紹介する特別展が開かれています。

平成20年4月26日(土)〜6月1日(日)
開館時間 9:30〜17:00(入館は16:30まで)

会期残りわずかです!!

奈良 松柏美術館パンフレット(参考)
■ 奈良 松柏美術館パンフレット(参考)
 

■ もちろん展覧会は、上村家三代の作品を紹介しているのですが、それは同時に並べられた作品により、明治、大正、昭和、平成という時代の変化にも触れられるようにも思います。

発表時にリアルタイムで見た作品もありました。見る場所、時間を変えることで印象が変わってみえたように思います。もちろん初めて目にする作品もあり、竹蕎美術館が作品を見やすい会場であることも手伝って、あらたな気づきもありました。

描くテーマ、絵の具の使い方を含め、素材の使いこなし、色に対する感覚など、はたして時代の経過が画家にどのような影響を与えたのか?といった視点で見てみるのも興味深いように思いました。もちろん、それは一人の画家の変化の姿でもあり、親と子それぞれの違いとしても見ることが出来るように思います。

松園の人物画は別としても、その後の松篁・淳之は同じ花鳥画をテーマとして創作をしています。テーマが同じだからこそ、描き方が近いからこそ見えてくる違いもありますね。
 
うす塗りの絵の具の使い方、背景、キラの使いこなしなど絵の描き方という興味でも楽しめると思いました。松柏美術館で見るのとはまた違った見え方があり、実際に見て楽しめたので会期残りわずかですが紹介します。
 

 


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