展覧会案内・感想

2012年02月11日

 開館30周年記念 国宝 紅白梅図屏風 所蔵名品展
描法再現紅白梅図

描法再現紅白梅図
静岡県熱海市のMOA美術館で「開館30周年記念 国宝 紅白梅図屏風 所蔵名品展」が開かれています。
2012年1月27日  〜 2012年3月2日
毎週木曜日休館
午前9時30分〜午後4時30分[入館は午後4時まで]

 MOA美術館開館30周年企画「所蔵名品展」、<尾形光琳作・国宝・紅白梅図屏風>の展示をはじめ、MOA美術館コレクションの中でも厳選された作品がかつてない規模で並ぶ展覧会が開かれています。


 昨年12月、NHK BSプレミアム「極上美の饗宴」「シリーズ 琳派・華麗なる革命 黒い水流の謎〜尾形光琳“紅白梅図屏風”」で放送されました東京理科大:中井先生による科学調査結果に基づいた「紅梅」の描法再現制作。年が明けて、同番組再放送もありましたが、先日の2月5日、NHK「日曜美術館」では、その後に制作した白梅とともに紅白梅一双となった形で放送されました。(2月12日夜8時からEテレで再放送予定です。)

 制作させていただいた「描法再現紅白梅図」、光栄な事に2月10日金曜日より熱海MOA美術館での展示に加えていただいています。

 表具もされておらず、制作したままのパネルの状態ですが、薄い銀箔、硫化の変化などご覧いただけましたら幸いです。ご紹介まで

※2月14日追記 仙台市博物館でも展示してくださるそうです。
平成23年度 文化庁ミュージアム活性化支援事業
特別公開・東日本大震災復興支援
「国宝 紅白梅図屏風とMOA美術館の名品」
3月6日(火)〜3月25日(日)