グリーンカーボランダム#16
金鋼砂GC16こんな感じで届きました。
今まではこんな感じで使っていました。
まずは準備
レギュレータとの仕切り板
DACの区切りをGC#16で囲ってみました。
柴崎 功氏がMJ2003年7月号で紹介していましたグリーンカーボランダムを試してみました。砥石屋さん
に行けば有るとのことですが,地方ではどこに砥石屋さんがあるのか,どこの砥石屋さんで扱っているのかさえも
分かりません。
しかし,インターネット時代になって本当に便利になりました。グーで検索すれば一発で出てきます。ので紹介
するまでもありませんが,
鹿毛問太商店で通信販売してくれました。
1kg頼んだらやってきたのがこれ「金鋼砂GC16」なんて書いてあります。これだけあれば一生使えそ
うです。
柴崎氏の紹介記事を要約しますと「聴感上の暗雑音が減ってS/N感が向上し,中高音のきつい感じが取れて
質感がナチュラルになり,低域の厚みが増す効果がある。また音が滑らかになり弦や声に艶が出る効果もある」
と言うことのようです。
アンプやCDなどで上蓋を外すと音が良くなるものが有るそうですが,このような機器に天板やシャーシ
にGC#16を接着すると効果が上がりそうです。
購入したのはずいぶん前のことで柴崎氏が紹介してから3ヶ月くらい経ってからだったと思います。しばらく
の間ご覧のように袋詰にしてDAC−ICの上に置いていました。DACはいろいろ改造をしていたため,GC#
16が効いたのか何が音を良くしたのか分からなかったので,こんな状態で今までほったらかしでした。
音質の改善効果は?上に乗せるだけでは顕著な効果はないような感じがします。駄耳のせいでしょうか(~_~;)
インスタントコーヒーのビンに半分ぐらい入っているGC#16の量は500グラムぐらいです。残りは5袋に
分けて袋詰にしました。
ホームセンターに行ってボンドG17を準備します,真中に置いているのはすでに接着した後のアルミの板です。
ボンドは少し多めにまんべんなく塗る方がよく,量が少ないと剥がれて落ちてしまいます。
ボンド付属のプラスチック刷毛を使って広げるとうまく行きますが,G17は比較的速く固まるので素早く作業する
必要があります。
できるだけボンドを手につけないようにしないと,GC#16が手に付いてしまい後が大変です。
なお,柴崎氏はエポキシ系のボンドを使っていますがそのほうが作業性は良いかもしれません。
レギュレータとDAC間のアルミ板両面に貼り付けたものです。貼り付けた後ボンドが乾かないうちに上から
手で押し付けておきます。そうしないとぼろぼろと落ちてしまいます。
できることならスプレーペンキなどを上から吹き付けて剥がれないようにした方が良さそうです。しかしペンキを
塗ると何を貼り付けているのか分からなくなりますが。
ご覧のようにグリーンと言われるように深い緑色をしています。太陽の光をかざして粒を良く見ると中が透き
とーています。
なお,この作業は屋外でやったほうがよく,室内では下手をすると床が傷だらけになり,奥方から大目玉を
食らいます。m(__)m
DACの入力インターフェースとDAC基板を入力端子側を残してGC#16で囲ってみました。タカチの
ケースの側板は,鉄製なので改善効果は大きいかもしれません。
上蓋は子供の下敷を切ってそれにGC#16を貼り付け,そのまま上に乗せるようにしました。
基板の裏側は裏蓋に直接張っても良かったのですが,上蓋と同じように子供の下敷を切ってそれを裏蓋に貼り
付けました。
この素材は電波を吸収するので音まで吸収しないかと心配し,最初は少しずつ囲って音を確かめながらやって
みました。DAC基板をバラックで作ったときのような,元気な音が返ってきたようです。
しかし,時間が経って聞き入ってみると響きが不足気味で不自然な気がして,最終的には上蓋側を一枚外しま
した。あまりやりすぎると良くないような気がします。