戸島神社
地図
由緒
当社は玉島旧市街から南へおよそ1.5km、工業地帯と港湾を望む丘陵地にあり、秋季例大祭は「乙島まつり」として有名な神社である。
戸島とは乙島の古名で、創立年代は定かでないが平安時代に書かれた「備中誌」や「大嘗会和歌集」に記されている。
旧社名を養父母大明神と称し、1871年(明治4年)に乙島八幡宮を合祀の際、戸島神社と改称された。
祭神
伊邪那岐命 伊邪那美命 天照皇大神 譽田別尊 玉依姫命 天兒屋命 太玉命 氣長足姫命 大雀命 足仲彦命
神徳
家内安全・殖産興業・安産・海上安全・学業成就
祭事
乙島祭りの千歳楽
10月最終土・日曜日に開催される秋季例大祭(乙島祭り)は、約700年の歴史を持ち、倉敷市重要無形民俗文化財に指定されている。
早朝の境内に3隻の御船、9台の千歳楽、やっこ、鬼、獅子等が集まり、乙島地区中を巡行した後、順に境内に戻ってくる。その時、
夕暮れの神社の森の中を、ぼんぼりに照らされた千歳楽が石段を左右に蛇行しながら上る様子は壮観で、玉島地域を代表する秋祭
りとして有名である。
春季例大祭:4月最終土・日曜日