農園運営の基本方針
新聞やテレビで農業関係の話題が取り上げられる機会が多くなりました。
日本は「戦略」として「食糧」が使われた時、本当に脆い国のようです。国家全体の安全?については都会の偉い政治家の方々に悩んでもらうとして、私自身が身近なところで心配しているのは、農家の作り手、高齢化とともに失われていく栽培技術です。確かに世間には栽培方法の本もあります。またインターネット上の情報もあります。しかし、住まう場所、住まう地域、その場所ならではの土地、季節、天候への対応や、育成のコツのようなものはその地域で長年暮らし栽培している人にしかわからないようなこともあるものなのです。
文化というのは土地自体と結びついたもののように思います。
後継者のいない高齢の農家が離農したとき、土地は放棄地になりますが、同時に技術も放棄されてしまうのです。惜しい!!つくづく思います。微力ですが、私たちは地域の技術を後世に伝える中継者になれたらと願っているのです。