pick-up

2017年03月15日

 ブラック・ユーモア 『おかしなドラマ』


 本邦未公開。フランス流の、ブラック・ユーモア調のコメディです。他人のアイディアで探偵小説を書きまくって儲けている老作家(ミシェル・シモン)が、そのような俗悪な読みものを糾弾する司教(ルイ・ジューヴェ)と、殺害しようとするサイコ青年(ジャン・ルイ・バロー)につきまとわれ、呆気にとられるような大騒動を繰り広げます。

 舞台は1920年頃のパリならぬロンドンで、機関銃のような早い台詞とめまぐるしい展開は、デビュー当時のマルセル・カルネがアメリカ映画のスクリューボール・コメディーを真似たとしか思えないもので、まずは一夕のエンターテインメントとして推薦したいと思います。ほかにフランソワーズ・ロゼーなど、オールスター・キャストです。