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2018年04月14日

 兇 弾 (1949)
ジュネス企画

ジュネス企画
 ロンドンの下町、宝石店強盗を追う警察官が犯人の兇弾に倒れる。ヤードの総力を挙げての捜査により、犯人があぶり出され、意表をつく場所で最後の追跡劇が展開される。

 主役のダーク・ボガード以外は地味な役者ばかりだが、スタッフの一人としてマイケル・バルコンの名を見いだすことができることに注目したい。

 戦後犯罪映画の路標といわれるこの映画は、硬質な画面と細かなカット割り、小気味のよい展開のセミ・ドキュメンタリー・タッチにより、後続のノアール大きな影響を与えた。これが、かの一世を風靡したバルコン・タッチであり、いまなお一見に値するのはそのためである。