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2018年04月15日

 スペードの女王(1949)
ジュネス企画

ジュネス企画
 プーシキン原作の幻想物語で、筋は大時代だが、英イーリング・スタジオの実力派ソロル土・ディキンソンの演出だけに、19世紀の聖ペテルスブルクを舞台としたセット、アントン・ウォルブルックやエディス・エヴァンス等をはじめとするキャスティン付の妙など、いまでも十分魅せる要素に富んでいる。

 前半はダレるが、後半の破局へと向かう部分は迫力に富む。こんな調子でゴ−ゴリの「外套」や「死せる魂」を製作しておいて欲しかったと思うのは、私だけではあるまい。