朝ドラ「ブギウギ」を見て
特に「買物ブギ」は大阪弁の歌詞なので、大阪出身の私には、歌いやすく親しみが湧いた ものでした。 終戦当時の闇市や浮浪児の場面が、テレビでよく映し出されていましたが、 そのたびに私の経験した事が、思い出されて、懐かしかったあり、楽しかったり、悲しかっ たり、辛かったり、怖かったり、いろんな感情が湧き出てきます。 淡谷のり子さんの「別れのブルース」や、菊池章子さんの、「こんな女に誰がした」と唄 う歌詞で、終戦当時の、春を売る女の悲哀を歌った『星の流れに』など、深い意味も分か らずに、よく流行していたので、唄いながら通学していました。 朝ドラテレビでは、防空壕内で歌うシーンがありました。防空壕で思い出すのは、生涯で 最も恐ろしい目に会った、米軍機B29の深夜の編隊爆撃です。 「自宅も焼失し、命からがら逃げ回りました。」この話は次の機会にします。
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