獣害対策ロボットによる追い払い効果 =音=
忌避行為についても実証実験を行っています
まずは対象は「シカ」、忌避手段は「銃撃音」による威嚇です

ターゲットを探索・識別し、そのターゲットを狙って(画面中央に捉えたうえで、その方向に向かって)パラメトリックスピーカーを使用して銃撃音を発します
ターゲットがどう反応するかの一例ですが、短い映像でご紹介します

PTZカメラに連動して動いて探索する赤外線投光器が、自分に向かって停止(自分を照らす)、そして威嚇される(威嚇音がする)、という流れに対する反応です

慣れの問題について
人であっても、サーチライトで正面から照らされ、その後銃撃音が聞こえれば、自分が狙われたと信じます

近くに老人施設があり、事前にエアガンによる銃撃音とパラメトリックスピーカーによる銃撃音を、施設管理者の方に聞いていただき、パラメトリックスピーカーによる威嚇行為なら実施OKという了承を得たものです

【パラメトリックスピーカー】
向けた方向にしか音が届かない特殊なスピーカーシステムです
また、ガラス窓に向けても、閉まってさえいれば室内には音は届きません、ガラスに反射します(ガラスを振動させません)
欠点はその価格・・・・高価なことです
  
この忌避行為の効果
自分がターゲットにされたと思わせるには、十分な効果があったものと思われます
周囲からしてみると、何をしたのかわからい状態でターゲットが退散したという結果です(野生が現れたのも、威嚇したのも、そして退散したのも分からない!?)

距離が問題
音源とターゲットとの距離が離れると、パラメトリックスピーカーとはいえ、やはり威嚇効果は低下します
音を使って威嚇する場合は、やはり音量の問題は残ります
 
追尾する
目的は、獣害対策においては対象を追った忌避行為を行うためです
無作為に行われる忌避行為は、こういう場所で自分には危険は無いと学習された時点で効果をなくします
自分が狙われているということを実感させる・・・すなわちここは、あきらかに自身が危険だと学習させるためです
そうは言っても、わずかでも痛みを伴わない威嚇行為には、その効果には限界があると思われます
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