12/24//2006 吉備雑感日記  
霧中アトリエ 森山知己のホームページ|■語句・項目検索


記憶のかたち

いつもならキラキラと星の輝く冬空が広がるこの季節なのに、今ひとつスッキリとしない空の状態が続いています。冷え込みも例年に比べると厳しくないように感じるし、はたしてこれも最近よく言われる異常気象の影響でしょうか・・・。

「見上げれば空は全て星、ものすごい数、それも瞬かない様は、ある意味で気持ち悪かった」

 と、モンゴルについ最近行って来た方から聞くことが出来ました。住まいするこの町もかなり星が見える地域とは言われているのですが、それは比べモノにならないぐらい凄かったそうです。
 

DATE: 2006.12.23 17:51暗くなり始めた西の空に見た三日月。ここのところスッキリとしない空が続くなかで久々によく見えました。月と言えば、満月か三日月?。イメージが持つ力、月も表現の中に意匠として多く用いられていますね。溢れるほどの星が身近にあったからこそのイメージの存在。星座。水の流れや動物、人、頭の中に残るかたち。今年は月の撮影が少なかった・・・。デジスコ撮影
■ DATE: 2006.12.23 17:51
暗くなり始めた西の空に見た三日月。ここのところスッキリとしない空が続くなかで久々によく見えました。

月と言えば、満月か三日月?。イメージが持つ力、月も表現の中に意匠として多く用いられていますね。

溢れるほどの星が身近にあったからこそのイメージの存在。星座。水の流れや動物、人、頭の中に残るかたち。

今年は月の撮影が少なかった・・・。

デジスコ撮影
 

■ 江戸から明治へ、時代の持つ抗いようのない流れの存在。

『日本画』と言う言葉がそうであったように『工芸』もやはりこの時に生まれた言葉です。調べるうちに、明治と言う時代がとても大きな変化の時だったことがなんとなく見えて来ました。

加えて先日、図案家の方々から直接お聞きする事ができた京都の『図案』についての話し。実作も見せていただくことで、その作業の中にも考えるヒントをもらったようにも思います。

一方、縄文土器のあの造形。名前の元となっている縄目よりも、変幻自在な自由な線の存在が気になります。はたしてあの『かたち』がどこから生まれてきたのか。

あっちに行ったり、こっちに来たり。


 


Copyright (C) tomoki All Rights Reserved.
このホームページに掲載されている記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。< kibicity-記事発信支援システム>