6/5//2007 吉備雑感日記  
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身体の零度(三浦雅士著)

三浦雅士著「身体の零度」を読んだ。いきおいで?「考える身体」も。
他の件をネットで調べている過程で出会ったとある大学の講義記録。そこに参考図書として紹介されていた。そう言えば、この本の話しはずいぶん昔に何処かで聞いていたことを思い出した。そのおりは、「何が近代を成立させたか」というサブタイトルも含めて確かに気にはなっていたのだけれど、日々の慌ただしさの中でそのままになってしまった。
体の調子を少々崩したこともあって、久々にゆっくりと読書らしい?読書。
  

5月27日の月、デジスコ
■ 5月27日の月、デジスコ
 

■ よその国から入ってきたものも、いつの間にか消化して、さももとからあったかのように吸収してしまうこの国。それも伝統と言えば伝統かもとは思うのだけれど、それ以外に少なくとも昭和の初め頃までは、何らかの連続するコアといったものがあったように私は思う。

明治維新におきた変化について考えている過程で出会った「身体」というキーワード。


クラビウス他
■ クラビウス他
 

■ <日本人はリズムに合わせて行進することなど出来なかった>

しばらく前、陸上短距離で話題になったナンバの動き。明治維新前のこの国の農民は、ナンバの動きが当たり前、それを訓練によって今のように変えたのだとか・・・。


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■ 変化の時、もしかしたら「身体」が、この国の伝統の一部?を担保していたのでは?と今、思っているのです。

 


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