トレース・骨描き(線描き)
  >>2009年03月22日(日)   「無い」から始める日本画講座
作り上げた下図(下絵)の上に本紙(実際に描く和紙)、もしくは絹を重ねて、下にある線を透かしてながら墨を使って写し取ります。
基本的な日本画の要素とはなにかとあらためて考えた時、「線」の使用、それも毛筆を使って墨で描くこの作業はとても重要なことを教えてくれているように思います。
 

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基底材の準備 その2・ドーサ引き
  >>2009年03月15日(日)   「無い」から始める日本画講座
接着剤としての膠が歴史の古い物であることは言うまでもないでしょう。また使用する絵の具も基本的には天然に産出する鉱物や土、植物から抽出した染料や樹脂、虫からとった色素、貝殻など古くから利用されてきたそれぞれです。これらを組み合わせて何に描くか、描く対象を基底材と呼んでいます。和紙や絹はもちろんのこと、漆喰などの壁土の上や、板壁、板戸、木彫など木材の上、この他、皮などにも描くことが出来るのです。それぞれの基底材にいかに安定に絵の具をつけられるようにするか、ドーサは、絵の具をつける接着剤をより有効に機能させるために引きます。
 

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基底材の準備 その1・絹枠を張る
  >>2009年03月14日(土)   「無い」から始める日本画講座
絹に描くことを絹本(けんぽん)と呼びます。絹本の制作は、紙本に比べてその扱いや完成後の表具などに手が掛かることもあって、一般的に描かれることが少なくなったと聞きます。描いている人も少なく、情報が少ないことも一つの原因かもわかりません。
基底材としての絹自体がもともと美しく輝きをもっており、また墨、染料などに染まりやすく、また水を使った暈かしなどの表現に向いているなど、個人的には現在でも十分魅力ある素材だと思っています。枠に絹を張って描きます。
 

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構図のはなし
  >>2009年03月14日(土)   「無い」から始める日本画講座
風景や花、人物、その心を捉えたものが何かはともかく、心に響く「何か」との出会いが確信出来ていれば、あとはそれが何であるかを一歩一歩確かめながら近づいていく作業が絵を描くことかもわからない。先人の作品をたくさん見ることも有効なこと、それは、探す方法を知ることにもなる。

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制作の下ごしらえ・準備+下図作成
  >>2009年03月11日(水)   「無い」から始める日本画講座
一般的な制作の準備、流れの紹介と、今日的なテクノロジ、デジカメ、パソコンを使った下図作成支援の方法紹介、実際の講座の進行他、何故このようなコンセプトで講座を立ち上げようとしているのかなど。(12日、画像処理の部分追記)

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講演会・シンポジウム報告書
  >>2009年03月08日(日)   お知らせ
昨年12月〜今年の2月にかけて岡山県井原市高屋町・華鴒大塚美術館で”花鳥画を考える”という企画展が開かれました。展覧会に関連する形で、12月に同名の講演会・シンポジウムが開かれ、その場で講演をする機会をいただいたり、シンポジウムのパネリストとして参加させていただいたのですが、このたびそのおりの報告書が出来上がったと美術館からお送りいただきました。
 

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制作の流れ
  >>2009年03月08日(日)   「無い」から始める日本画講座
講座の進行、下図作りから、裏打ち、彩色、表具までを今講座でどのように行うかを工程表によって紹介します。なお、それぞれの行程、作業は画像を加えた詳細なページを作成予定です。

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使用する画材の説明 その2
  >>2009年03月08日(日)   「無い」から始める日本画講座
今回の講座で用意いただく画材それぞれについての説明です。購入、用意する時の手がかりにしてください。

絵の具、膠、筆など

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使用する画材の説明 その1
  >>2009年03月02日(月)   「無い」から始める日本画講座
今回の講座で用意いただく画材それぞれについての説明です。購入、用意する時の手がかりとしてください。

和紙、絹、糊ほか

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講座の進め方と必要な準備
  >>2009年03月02日(月)   「無い」から始める日本画講座
今回の講座をどのように進めるか、またテーマなどを説明しています。
個人で用意する画材一覧も含まれます。

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はじめに
  >>2009年03月02日(月)   「無い」から始める日本画講座
皆さんは日本画に興味をお持ちになり、今まさに勉強をはじめようとしています。あこがれの作家や、作品を具体的にイメージしての場合もあるでしょう。また、ある方は、純粋に日本画と呼ばれる絵画がどんなものか知りたいという好奇心からかもわかりません。

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  >>2009年03月02日(月)   「無い」から始める日本画講座
4月より始まる倉敷市立美術館での日本画講座をお引き受けすることにしました。9月までの土曜日、1回約4時間、全20回の講座です。講座ではヌードクロッキーも1日あるとの事ですから、純然たる日本画講座として使えるのは19回となります。

私自身、「日本画」とは解らぬものでした。これまで「日本画とは、はたしてどんな絵画をいうのか?」という問いをいつも携えながら描いて来たのです。未だに何かをお話する時、極力「日本画」という言葉を使わない方法を考えたりもします。そんな中、様々な出会いを経て、この言葉に与える私なりの価値観のあり方、大切にしたい事などがいくらか積み上がって来ました。いただいたこの機会をそれらを客観的に眺め、次に繋ぐステップに出来たらと思います。

今回からおりにふれ、《「無い」から始める日本画講座》として、講座内容をまとめ、掲載したいと思います。未熟な点、至らない事も多々あると思われます。もしなにかお気づきの点、訂正など、お教えいただける事がありましたらご連絡いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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この国の魅力
  >>2009年02月08日(日)   思うこと
いくつもの偶然といくつかの必然があって、日本画と呼ばれる存在と出会い、また、それについて考えるようになった。呼び方なんてどうでもよいと思いつつも、この言葉になんらかの意味を与えたいと思っている自分がいる。

中国からの文化を積極的に取り入れていた時代を過ぎ、明治以来、この国は欧州の文化を強く意識し、取り入れるようになった。

そして、取り入れたものとそれまであったものが一体化する。
対象がアメリカになった今もそれはかわらない。
 

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価値の在処
  >>2009年01月26日(月)   思うこと
この広い世の中にあって、存在してもよいが、別に無くても困らず、逆に多すぎれば社会自体が立ち行かなくなるよう存在。絵を描き、それを販売することで生きる暮らしぶりについて、はたしてまっとうな生き方なのかどうかと自問することがある。

その想いは往々にして、「考えてどうなるものでも無い」という結論ともなんともつかない言葉と、不思議な縁によって生かされて来たという実感とがないまぜになった状態のまま、明日の不安を思いつつ、日常の生活が過ぎて行く。


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「日本語が亡びるとき」を読んで
  >>2009年01月16日(金)   思うこと
知人からの薦めで、水村美苗著「日本語が亡びるとき」を読みました。読む前のイメージとしては、かってな解釈ながら、このタイトルで使われている「日本語」という言葉が、もしかしたら私のかかわる「日本画」という言葉と置き換えて読めるのではないか、また、何らかの未来に対する提案が書かれ、参考になるのではないかと、漠然とした期待もあって読む事にしたのです。

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http://plus.harenet.ne.jp/~tomoki/newcon/news/2009/011601/index.html

「京都画壇に咲いた夢」展・図録
  >>2009年01月06日(火)   レポート
徳島県立近代美術館で2008年10月〜12月にわたって行われた展覧会で、すでに終了しています。
<幸田春耕、暁冶父子と京都・徳島の日本画家たち>とサブタイトルがあります。徳島出身の春耕は、京都に出、絵を学びます。その子、暁冶も父と同じ道を歩むのですが、この二人が過ごした明治から大正、そして昭和初期という時代は、ある意味で「日本画」の黄金期であったように思います。一方今日、ともすると風化されてしまいそうな「日本画」という存在を考えるとき、なんらかの将来へ繋ぐ可能性を見つける手がかりがありそうな時代でもあります。

私自身、拝見することが出来なかった展覧会ですが、縁あって図録を拝見する機会を得た事から、書き留めておきたい事など備忘録もかねて。
 

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花鳥画を考える・講演会・シンポジウム 他
  >>2008年12月13日(土)   レポート
岡山県井原市にある華鴒大塚美術館で、”花鳥画を考える”という講演会・シンポジウムが12月11日に開かれました。この集まりは、全国美術館会議・小規模館研究部会研修会もかねての開催で、私は、基調講演者として呼んでいただいたのです。
 一般の方々にも公開の形で開かれ、定員いっぱいの100人を超える方々が集まってくださいました。感謝するばかりです。
 いただいた「現代日本画家が挑む花鳥画」という演題も、研修会にお集りの美術館関係の方々がそれぞれ専門家の方々ばかりということで、半端なこともお話できず、話の内容を練るにあたって、少々悩むこととなりました。
 結局、どんな難しい事を考えても、自分なりに実感のあることしか話せないという、まったく当たり前の結論にいたり、私が、実際に描く過程で、ドキドキしたり、出会ってうれしかった発見とともに現在の私の制作があるという話をさせていただきました。
 題して、「そ」の話。はたして、会場にお集りの皆さんに届く言葉になっていれば幸いです。
 

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絹枠に絵絹を張る 絵絹について(その3)
  >>2008年11月06日(木)   材料技法
絵絹を使った制作では、あらかじめ裏箔を施した絹を屏風に仕立てて屏風の状態で描いたり、裏打ちをした絹を紙と同じようにパネルに袋ばりして(現在の紙への制作と同じように)描いたりすることも可能ですが、やはり絹なりの特性を知るためにも、枠に張って描くことを一度はやってみることをおすすめします。

>>関連記事:
http://plus.harenet.ne.jp/~tomoki/newcon/news/2008/110601/index.html

月刊美術11月号に対談記事
  >>2008年10月23日(木)   お知らせ
現在発売中の月刊美術11月号(No398 2008)で「特別座談会」として岡村桂三郎さん、斉藤典彦さんとの対談を掲載してもらっています。内容は、学生時代のことから現在の状況まで。いつの間にか歳をとったものです。
 

>>関連記事:
http://plus.harenet.ne.jp/~tomoki/newcon/news/2008/102302/index.html

ホームページリニューアル
  >>2008年10月23日(木)   お知らせ
ドメインを変え、ホームページをリニューアルしました。
1998年に岡山県の高度情報化実験ではじめたkibicity.gr.jpドメインでのホームページは約3年、その後新たな事業(吉備高原都市地域イントラネット実験)でのkibicity.ne.jp/users/artがつい先日、2008年9月まで。
 約10年、世の中はすでにネットはあたりまえの環境になりました。実験事業がとうとう終了し、ホームページを置いていたサーバの運用が変わり、こうして新たな場所に移転を機会にリニューアルです。
 

>>関連記事:
http://plus.harenet.ne.jp/~tomoki/newcon/news/2008/102301/index.html