2016年 ブッポウソウ保護活動・問題
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1  2016年巣箱掃除は、吉備中央町、高梁市、新見市、井原市等の支部設置巣箱において、総勢33名の方々のご協力を頂き実施することができました。
 2016年の吉備中央町の巣箱利用状況報告 (支部管理巣箱数がやや曖昧です。)
  @ 支部管理巣箱数    132個 (丸太を除く)
  A 調査巣箱数       128個 (同上、未調査・調査不能4個)
  B 繁殖利用巣箱数     82個
  C ヒナ数推定可能巣箱数 79個 (推定できない3個を除いた)
  D 推定巣立ちヒナ数   238羽 (79個の巣箱から巣立ったヒナの数)
  (注) @とAの差 (調査不能・未調査巣箱5個)
    33番  登れず調査不能
    44番  ぬれて調査不能
   114番A ステップ柱で後回しにしたが、未調査
  (注) AとCの差 (巣箱3個)
    69番 掃除の前に持ち去られた (繁殖期の観察では利用を確認)
 105番 調査表に糞の厚さも羽数も記録されていない
     110番 底が抜けていたため糞の厚さが不明 
  巣箱利用率       82/128 = 64.1%   
  平均巣立ちヒナ数  238/ 79 =  3.01羽  
     (参考 2015年)
     巣箱利用率       83/135 = 61.5% 
     平均巣立ちヒナ数  257/ 83 =  3.10羽
 
吉備中央町主催「ブッポウソウ座談会」を11月16日美原集落センターで開催した。その主な内容
  @ 美原集落センターにブラインドとして寒冷紗を設置した。案内表示としてノボリを立て、集落センターを相互に交流できる場所としたい。
  A  ブッポウソウフォトコンテストに70名120点の応募があった。
  B  横山様には1,500人ほど訪れた。ツィッターで情報発信し、7,000人ほどが見てくれていた。
  C  賀陽地区でブッポウソウの勉強会を開いてほしい。
4  NGさんより、吉備中央町での標識調査について 
   標識は、2010年から、今年で7年に至っており、これまで成鳥で延べ約200個体、ヒナで同600個体になります。成鳥については毎年の追跡し巣箱利用個体の識別を整理してきております。
  しかし、私も年齢もあり次第に困難になってくると思っています。ただ、これまで続けて来た識別調査は一年でも怠れば、データとしての継続性か乏しくなり、価値が次第に失われてくるものと思っています。
この点について、共同で標識調査を進めているSさんとも相談しているのですが、何かうまく継続為ていける術がないかと思案しています。 
     支部としても、この研究を継続して頂ける方を探しています。興味のある方お願いします。
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