新雨ごいの儀式も今年の異常な暑さにおかげなし
農場情報2020年08月28日
 例年、当ファームが散水車をレンタルして散水を始めたら、待っていたように雨が降り出します。

 従って、散水車のレタンルは「新雨乞い」の儀式と言われていました。

 が、今年のこの異常な暑さと、全く降らない雨に対しては全く効果なし!

 ブドウ畑が約3.5haに野菜畑(ブロッコリーと黒大豆)が約3ha 。それに今、ブロッコリーは定植中なので、根が活着するまで水は欠かせません。

ということで、散水車は当農園で、これでもか、というぐらい酷使されています。

 早朝(5時前)から散水車の活動が始まり、途中で運転者をかえて夕方まで。これがここ最近はずっとです。

 でも、この散水をしておかないと、ブドウの水分がぬけて、干しブドウになってしまうし、野菜は枯れてしまいます。

 ここまで雨が降らないと、今度、もし台風なんかで一度に大雨がくると、ブドウが裂果してしまいます。

 だから、こまめに潅水していくしかありません。

 今、すべての作業より優先される作業がこの散水です。本来なら(雨がふれば)しなくていい作業なのに、それが優先されると、他の作業がどんどんできなくなっていきます。

 台風でもいいから(被害があったら困りますが)雨を降らしてほしいと願う今日、この頃です。