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極めてシンプルな背面です
3P-ANT接続端子(3P)は、破損していたため取付穴位置の合った手持ちの4P端子台に交換しています
他のものはオリジナルのままです |
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長期に保管された感、満載です
まずは分解清掃から
糸掛けダイヤルについてはメイン、スプレッド共にNG・・・ちゃんと駆動できません |
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パネル裏です
赤のダイヤルカーソルが薄くなっています(特にメインダイヤル)
いつものようにカッティングシートを細く切って対応します
照明はダイヤル部のみで、Sメーターにはありません |
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正面パネルを外したシャーシ側です
配線は、フロントパネルのダイヤル照明とSメータ接続用
大型IFTが目につきます |
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糸掛けダイヤルが上手く駆動できなかった犯人です
VCを浮かすためのゴムブッシングが劣化して、ビスが沈んでVCが浮き上がってしまっていました
いくら糸を張っても上手く駆動できないはず・・・ |
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VCを取り外してゴムブッシングを交換するだけの元気はなかったので、横着をしてL金具を加工してビスの頭が沈まないように工作しました
これで糸掛けダイヤルも、問題なく駆動できるようになりました
正しい対応としては、劣化したゴムブッシングの交換であることは間違いありません! |
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メーターが断線していました
HIOKI HK-52型のような形状のメーターです
フロントパネルから見たイメージと違って、結構大型のメーターが採用されています
新たなメーター入手は、まず不可能
そうなると手持ち品総動員です
同等の1mAのメーターAssyを採用しているパネルメーターを探して、中身を入れ替えました
関係して、針の色が赤から黒になってしまいました |
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4”内臓スピーカーも松下製です
フロントから見て右側サイドに取り付いています |
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改めてシャーシ上部
後ろからです
ベークライトの板に端子がついた3P-ANT端子が破損していたので、取付穴位置が合った手持ちのSATO 4P端子台に交換しました |
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シャーシ下の様子です
ダイヤルが邪魔をして逆さに置けませんので、立てたものを横向きに写しています
バンド切替SW中央のウェハに異常が生じています(後述) |
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スプレッドダイヤルです
7.0−7.15MHz
14.0−14.32MHz
28.0ー28.68MHz
実用的に見えます |
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機械的な問題を解決後、電気的なチェックをしました
ヒューズホルダの接触不良やACコードのブッシングの劣化・・・ゴム関係は、VCの取付部でも劣化が問題になっていました・・・など、必要な対処を行いました
IFT、BFOコイルの同調は、ほぼほぼ正しい状態です
RFコイルパックについては、バンドSWそのものに問題が生じているようで(構造上簡単に確認できない)、B-BAND、C-BANDにおいてはRF増幅部のプレート側同調が取れません(当然、必要な感度は得られません)
唯一、正常なA-BANDについて感度を計測、なかなかです
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AM S/N10dB
1KHz30%変調ON/OFF |
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CW(ビート) S/N10dB
信号ON/OFF |
3.5MHz帯 |
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1μV |
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0.4μV |
7MHz帯 |
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1μV |
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0.4μV |
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SSBも復調できます(強い信号は、IFゲインを下げる必要があります・・・この当時は、これが普通) |
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