風力発電機用回転計 | ||
風速を検知して、制御が必要なケースがまま生じます 例えば、噴水・・・・一定以上の風が吹いたときには、ポンプを止めないと、水が飛び散ってしまいます 風力発電機そのものの自動ブレーキ・・・・・ 一般には、測候所よろしく風向・風速計を取り付けて、その信号を監視して、一定以上の信号が現れたら、必要な制御を行う・・・・ こうしようとすれば、 1.外観が変わります(風向・風速計を取り付けないといけない) 2.制御盤に引き込むケーブル本数が増えます(検知信号&電源出力) 3.制御のためになにかスレッシホールド/リレーが必要 余談ですが、風力発電機からの充電電流で検知すれば仕組みは簡単(電流リレーの採用)・・・・この案は却下です バッテリの状態によって流れる(充電)電流は大きな違いが生じます 満充電であれば、風車がブンブンに回っていても、充電しません(電流が流れません) この方式・・・安全の確保にはあまりに不安定です 研究用で考えれば、回転と発電量の関係、風速との比較など知りたいことがでてきます まさか、ブレードに光を当てた回転計など危なくて使えません(風でブレードが何処に向くか分かりません) まして、24時間365日の測定など不可能です |
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AC100Vが必要です(±15Vが必要) 雷対策を考慮するなら、独立電源が安全でしょう 20Hzから480Hzまで対応・・・・12ポールの発電機であれば 100回転から2400回転まで計測することが出来ます(0.5V〜12V) 許容誤差範囲±2% |
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そこで発想を変えました いわゆるF/V変換器です 3相交流発電機の出力周波数を電圧に変換、ブレードの回転数を発電出力から検出します スレッシホールド/リレーを用意するだけで、この電圧出力から外部制御が可能となります 測定用には、A/Dコンバータで、電圧・電流を記録する仕組み(ロガー)を接続することで、容易に回転計としてご利用いただけます 検知(観測)信号線も観測機器のための電源用ケーブルも、余分なケーブル類は一切不要です 風力発電用回転数電圧変換仕様(2入力モデル/一つの例です)/pdf形式 こちらは、毎分1000回転(200hz)を10Vに変換する仕様です 言うは簡単なのですが、広い範囲での変換、バッテリをつないだときの脈流の波高値の問題など、実際に作ろうとすれば、かなりの苦労が生じます 自作(内作)をあきらめて、ご注文いただく方も少なくないような・・・・ 特注(ひとつづつの製作)ですので、仕様につきましてはご希望を反映することが出来ます ご希望の仕様をおっしゃって、お見積もりをご請求下さい |
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