TOKYO HY-POWER HT-750 | ||
今はなきTHP(東京ハイパワー)の製品の一つです 社名の通り、送信アンプ製品が中心だった中で、車載機と携帯機をいくつか販売していました 本機は、その中のひとつで、多分ですが1994年の発売です ¥69,800だったように思います HTシリーズとすれば、モノバンド車載機のほうが有名かもしれません 本機ですが、そんなに多くの数は出回っていないと思います 一見MIZUHOピコシリーズと同じ商品群に見えますが、こちらは本格的なPLLを採用 メインダイヤルステップも、1KHz−100KHz−20Hzと選択できます また周波数表示もデジタル直読です 当時は、本機のバンド情報を得て自動で切り替わる10Wのパワーアンプ HL-710も用意がありました |
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以下、マニュアルにある仕様です 7.0000-7.2999MHz、21.0000-21.4999MHz、50.0000-50.4999MHz モード:A3J(SSB)、A1 電力要件:13.8VDC 8.5VDC〜15.0VDC 消費電力:最大 送信1.5A、受信平均100mA サイズ:66mm(W)x 188mm(H)x 47mm(D) 重量:850g(単三型電池8本を含む) 送信機: RF出力電力:3W(7/21MHz) 2W(50MHz) スプリアス放射:7 / 21MHz:-40dB未満、50MHz:-60dB未満 キャリア抑制:40dB以上 不要なサイドバンド抑制:40dB以上 受信機: 受信方式:シングル・スーパーヘテロダイン方式 TOPミキサ方式をベースにプリアンプを付加という回路構成 中間周波数:9.00MHz 感度:10dB S / Nで0.3μV未満(プリアンプON時) 選択性:-6dBで2.2kHz、-60dBで6.0kHz マイクのインピーダンス:600オーム オーディオ出力:8オームで800mW |
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入手した一式です 7MHz帯用ホイップアンテナ スピーカーマイクロホンが付属していました |
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電気的な問題は、何もありませんでした 取説は、英語版が入手できました 難を言えば、送信出力が少し低下気味 マニュアルでは7・21MHz帯は3W、50MHz帯が2W程度の出力とあるのですが、実際はいずれも2W程度でした(12.0V時) 定格一杯の15Vをかければ、少しはパワーアップするかもです 受信感度については、スペックどおり 取説には、通常プリアンプONで使用するように記されています その状態で、0.3μV入力でS/N10dbと仕様通りでした ちょっとあれっと思ったのは、プリアンプOFF時のほうがノイズレベルが高い??(7MHz帯) アンテナをつないでの実際の運用では気になりませんが・・・ FUNC-SWとメインダイヤルノブの操作で必要な切り替え、設定が行えます |
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ケースサイド FUNCボタンと、PTT-SW そしてCWキーとか外部電源接続端子が用意されています |
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もう片方のサイド 外部スピーカーとマイクの端子が用意されています 面白いところでは、モードをCWにすると、PTT-SWの操作でCWが打てます!(セミブレークイン) |
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電池ケースのフタ側を取り外して写しました 単三型電池8本を使用 電池を含み、約850g 受信時には、おおよそ130mA程度の電力を消費します |
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フロント側パネルを取り外して写したもの ECMは、ケースではなく基板上に配されています |
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改めてTOPパネルです 非常にシンプルですが、ノイズブランカを含み必要な機能を持たせてあります ダイヤルステップも 1KHz、100KHz、20Hz の3段階 |
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こちらがBOTTOMパネル | ||
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2020.07 JA4FUQ |
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