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最近のマシンは、感覚だけでは操作できない階層を持つものも多いですが、この頃は、まだまだダイレクトな操作が可能です
その分、ツマミ類、SW類が多いです
メーターは、もちろんアナログ式です |
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清掃のため、フロントパネルを外した状態
清掃でいえば、ダイキャストパネルのアクリルパネルが外せないため、隙間の汚れをふき取ることができません、残念
30年も経つと両面テープもしっかり張り付いて・・・グレーの横長のエンブレムが取り外せません
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この時代は、お金をかけています
このフロントパネル ダイキャスト製で、その重さは、1502gあります
メインノブも、ゴムカバーを含めると242g
なかなか重量感という重厚感があります |
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内臓スピーカーも、大型のものが採用されています
フォステクス製 8Ω2W |
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上カバーを外した状態です
大きく面積を占めて見える黒い物体は、SW電源部です
その右のチューナーCPU部バックアップ用のリチウム電池は、電圧を測ると3Vオーバーでしたので、交換せずそのままに
AC電源ユニットの下にもCPUバックアップ電池がいます |
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下カバーを外した状態です
シールドで囲まれた部分は、RFユニットです
これだけの筐体サイズであれば、ゆったりと収納できますね
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IFフィルター部のアップ
このモデルは、9MHz帯、455KHz帯いずれも2.4KHz幅、500Hz幅のフィルターを標準で実装しています
IFシフト(パスバンドチューニング)は混信除去機能としてこのクラスのマシンでは定番です
オプションは、CWナロー/250Hzフィルタ(9MHz帯、455KHz帯)と、AM用6KHzフィルタ(9MHz帯)です |
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筐体が大きいせいか、100Wファイナル部が小さく見えます |
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こちらは、リアパネル
非常にすっきりしています
リニアアンプ・受信専用アンテナ、あるいは専用受信機の接続、トランスバータの接続など考慮されています
CI-V PCコントロールのためのシリアルポートも用意があります |
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今回入手できたものは、保存状態もよく、電気的な動作もスペックを満足する状態でした
発売から30年以上が経過したモデルなのですが・・・ |
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余談ながら、本機はJARD新スプリアス確認保証可能機器リストに掲載があります(定格を見ても、スプリアス発射強度ー60dB以下と記載があります) |