集落・戸別放送の無線化 | |||
無線のもつ大きな特徴に「同報機能」があります 多くの方に同時に情報を伝えることが出来る・・・です このことは、いざというときは大変重要なことです 有線放送では、その設備のあるところにいかないと放送できません 一般には、公民館とか防災放送柱などがその放送が出来る場所で、いざというときに危険な現場から直接集落にお住まいの方に様子を知らせることは出来ません また有線放送で、放送柱が整備されてあったとしても、暴風雨ではもちろん聞こえない、風がちょっと吹いただけで聞こえないと言うようなシーンはどこここにあります 防災無線の整備と言うことで、戸別に受信機を置いていらっしゃるところもあります この方法であれば、放送柱からの放送が聞こえないと言うことはありませんが、役場からの放送以外、集落の放送には使えないのが一般的です そんな現状から、集落の戸別放送を無線で行うことの出来る仕組みを構築しました トランシーバーから放送できるのはもちろん、役場からの防災放送の再送も可能です こうすることで、行政の整備する防災システムと、集落における自主防災システムを一本化することが出来ます 防災無線の再送については、出来る無線装置とやってはいけない無線装置があります システムの構築に当たり、電波の飛距離と通話内容(利用内容)によって、使用する無線機は選択しないといけません ここでは、利用に制限のない(免許申請の手間も、電波利用料の負担もない)特定小電力トランシーバーを使用し、放送柱から半径200〜250m程度(ひとつの集落)をカバーする仕組みを具体的にご紹介させていただきます 受信側のアンテナ性能の強化で、もっと長い距離をカバーさせることも考えられます |
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申請手続きあるいは電波利用料の負担の発生があっても良ければ、カバー範囲を広くすること・・・もっと電力の大きな無線機の利用も可能となります | |||
下段の図にある 無線機 VoIP I/F は、ネットワークに対応しています この I/F をひとつの無線グループとして、ネットワーク構築が可能です すなわちネットワークの端末に無線機(トランシーバー)という使い方が可能になります 単純なご説明で恐縮ですが、こちらのような遠隔地間で電話と融合したシステムや他システムと融合したシステム構築が出来ます 詳しくはお問い合わせ下さい |
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