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フロントパネル中央部分のアップ
一目で「STAR」製品と分かるデザインです
同様のデザインで、SR-500Xというキットがあったように記憶しています
SR-550は、完成品だけの販売だったと思います
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シャーシ下の様子
整然・・・とは、言えないですね
それでもメーカー完成品です
シャーシはアルミニウム製です |
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上写真の右側
方向を90度変えて写していますが、BFO部です
右のフロントパネルから、リアに配されている発振コイルのダストトコアを直接回して周波数を可変します |
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シャーシ上面 リアから
背面に用意されている端子は
アンテナ端子(M型レセプタクルとワイヤーアンテナ用)
外部スピーカー接続端子
スタンバイ端子
調整VRは、Sメーターのゼロ点調整用
極めてシンプルです
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照明は、3ヵ所からこんな感じ
ダイヤル両端と、中央のメーターの裏にランプが配されています
VCが二つ見えています
上に見える小型のものは、ダイヤル校正用のものですダイヤルは、お決まりの糸掛け方式です
1650KHzの第一IFから55KHzの第二IFへの変換は、自励発振です(縦に二つ見えているIFTの下側がOSCコイル) |
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シャーシ上面
手前右端にマーカー用3.500MHzクリスタルが見えます
ヒューズホルダも旧式ですね |
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シャーシ上面 もう片方のサイドから
シールドBOXは、55KHz可変フィルタ部
手前は、検波からオーディオ出力です |
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こちらが、今回一番の問題を抱えていたRF部です
フロントパネルとリアパネルの間のレールは取り外し写しています
写真右がアンテナ入力コイル群
中間がRF増幅部のプレート側同調コイル群
左が、OSCコイル群です
奥に見えるVCは、RF部の同調用です
両端が使用されており、中はいわばシールド(壁)です |
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まずフロントパネルの清掃が大変でした
たばこによる燻製状態だったと思われます
フロントパネルに配されたスライドSW接点の接触が、なかなか改善されません
バンドSWなどシャーシ下にあるものは、そこまで酷くはありませんでした
決定的だったトラブルは、7MHz帯RF同調回路と50MHz帯ANT同調コイルの2つの配線が、バンドSWの端子から外れていたこと
7MHz帯については、シャーシあるいはどこかを突っつくと感度が大きく変わる・・・接触不良を疑ってアースベロほかビスの締め直しを行いましたが改善されません
怪しい半田箇所もつけ直してみましたが、改善しません
最終的に分かった原因は、なんとバンドSW端子に同調コイルへの配線がきちんと半田付けされていなかった!!
50MHz帯は、OSCが発振していないのかと思えるくらいSSG信号が受信できませんでした(思わずカウンターを用意して、OSC発振を確認しました)
いずれも、目視では異常には見えない状態で、ピンセットで配線をつまんでチェックして見つけました
なぜこうなったのかは???です
半田付けのやり辛いこと、この上ありませんでした |
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最終的に得られた受信感度について
いずれもS/N 10dBが得られる条件です
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SSB 信号ON/OFF |
AM 30%変調 ON/OFF |
7.10MHz |
0.5μV |
2μV |
14.15MHz |
0.5μV |
2μV |
21.20MHz |
0.5μV |
2μV |
51.00MHz |
1μV |
5μV |
AMについては、仕様通り
SSBについては、仕様以上の感度が得られました
ただし50MHz帯について、SSBは実用レベルとは言えません
RFチューンを取るだけで周波数が動きます
上記の感度表記は、信号が聞こえるかどうかというレベルでの値で、ちゃんと復調できるかどうかは別のお話です
この製品の発売当時、50MHz帯でSSBの電波を出す方は、ほぼほぼ「0」だったと思います
7〜21MHz帯については、SSBもなんとか実用になります
RFゲイン調整は微妙です(回路的にも)
55KHzの可変フィルタは、それなりに機能しています |