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ケースから取り出した中身です
左から、受信コンバータ部
受信IF部
AF(変調)部
送信部
フロントパネルにくっついて見えるのは受信第二OSCです
その横に、送信用クリスタルが見えます
1枚基板ではありませんが、平面(1面)のシンプルな構造です
その下側には単一電池を8本収納します |
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今回、調整をしてみて、なかなかやっかいというか手強い点があったのでご紹介します
ポイントは、赤丸3箇所
受信第二OSCのVCのひとつが第1IFのトラッキングを取るようになっています
真ん中にある赤丸のトランスがその第1IFの出力トランスです
右の赤丸が43MHz第1局発用の発振コイル(負荷コイル)
この3つの調整如何で、スプリアス受信/感度が大きく異なります
CAL信号での調整では、きっと上手くできません
きちんと外部から信号を与えてやる必要があります |
まだNPN型のトランジスタの出始めの頃・・・送信ファイナルとドライバを除く全てが、PNP型のトランジスタで構成されています
電源も+接地です
鉄製のシャーシにケースと言うことで、重量はあるし錆びに弱いと、日本製の十八番と言って良い作られ方です(コスト最優先、ですきっと)
改造:
メーターの変更に合わせ、送受表示の切り替えを不要としてありました
またメータのバックライトのON/OFFと言うことで、イヤホンジャックの穴を利用してトグルSWが取付られていました |
さて、最後はお決まりのスペック紹介
外部DC12V供給
送信は、50.2〜52.0MHz(内蔵クリスタルの関係)で、1.2W
受信は、AM1KHz30%変調のON/OFFで、S/N10dbが得られるアンテナ入力 1μV
仕様上は、2μVとなっていますが、51.0MHzで追い込むと、上記のような結果になりました
50.1〜52.0MHzをある程度均等に調整して、S/N10dbが得られるアンテナ入力1.6μV以下、というところで手を打ちました
やはり夕方になるとIFのすっぽ抜けが気になりますし、VFO(第二局発)の安定度も今一歩です(VFOは動くもの、動くからVFOと言う理屈なら、それなりに許せる範囲です!?)
混信問題など言わず、感度だけで言うなら、十分今に通用しそうです
あと、元々か経年変化が定かではありませんが、送信クリスタルの周波数に結構誤差がありました(3KHz〜9KHz)
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