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当時の憧れのメーカー製送信機(キット)です
3.5MHz帯〜50MHz帯を10Wでカバー |
手持ちのTRIO資料によると、1962年1月の発売 当時、¥21,000だったようです
当初、終段は、UY-807でしたが、50MHz帯でパワーが出ない(公称出力10Wが出ない)ということで、2E26を採用したモデルがあったことは知っていましたが、後期には6146を採用したモデルがあったようです、後述します |
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相方の9R-59と一緒に |
特段のコメントはありません
オーソドックスな3ステージ 6AQ5 => 6AQ5 => 終段
変調は、プレート・スクリーン同時変調です |
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極めてシンプルな背面です |
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整流管と、終段管だけはシャーシ下段に沈めてソケットが用意されています |
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こちらが正面写真に写っているTX-88Aの中身です
前オーナーの手でシールドが強化されています
807には、当時お決まり?だった缶ピースの缶がオリジナルのシールドの外に取り付けられていました
自分の出す電波の回り込み、あるいはTVIが気になる運用だったと想像できます |
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こちらがオリジナルの状態です
別のTX-88Aです |
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見る角度を変えて |
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このものですが、シャーシには「6146」のスタンプが押してあり、実際には日本無線(JRC)の2B46が使用されています
このものを見るまで、TX-88Aに6146の使用はないと思っていました |
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TX-88Aについて、終段管だけを見ても結構な種類というか分派があったようです
この時代らしいといえばそうですが、抵抗器はL型が多用されています |