4/13//2006 吉備雑感日記  記事
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春の嵐

まるで台風のような風が荒れ狂い、立木の枝を折ったり、はたまた根本から傾かせたり。ホント11日の雨と風は凄かった。高原の桜は、まだまだ蕾で花びらを散らすことは無かったけれど、荒れ狂った風の影響はそこここに爪痕を残したようです。

こんな凄い風は、台風以外では初めてです。何日か前のとんでもない黄砂の量(私にとっては初めてと言って良いくらいの凄さでした。50メートル先がかすむほどで、まるで霧のようでした)もあり、やはりここのところの天候はなんだか変!と思わざるおえません。

はたしてよく言われるように、温暖化の影響なのでしょうか?。
 

風の様子。右手前の白い固まりはサクランボの花です。
■ 風の様子。右手前の白い固まりはサクランボの花です。
 ■ 自ら望んで自然の傍らで暮らすことを選択したわけですが、やはりそこにはトレードオフの関係がいくつもあります。たとえば本屋さんを覗く回数。街までの距離(市街地から約30km)もあってなかなか行くことが出来なくなりました。確かに今時はネットで本の注文が出来るとは言っても、実際に本屋さんに入って背表紙の並びを見、タイトルを眺めて何かしらの直感を働かせて手に取る本との出会いなんてのは・・・・毎日の様に本屋通いをしていた頃と比べると、たまに覗く程度ではなんだか勘も鈍ったように思います。

一方、この季節には何の花が咲き、どんな鳥が見られるといった博物誌的な情報も、実際に生活の中で本当に見ることが出来るとなると、また違った何かを感じさせてくれるように思うのです。
 

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 ■ もちろんどちらのほうが優れているなんてことを言いたいわけではありません。

生活していく上でより双方がバランスされていれば良いのにと思うのです。

選択の自由度のある場所、地域。もちろん働かなければ生きて行けませんから望む仕事が確保出来るということも大きな要素ですね。

21世紀の森で見つけた椿の花
■ 21世紀の森で見つけた椿の花
 ■ こんな望みを持つ人が今時は多いはず・・・・と言うならば、そうした街が実現出来るようなグランドデザイン!を描き、実現すれば過疎化もストップさせることが出来るかも??


今週末(15日、16日)あたりは吉備高原都市の桜も満開になりそうです。

 


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