2/4//2008 吉備雑感日記  
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ガラガラポン

「31才、フリーター・希望は、戦争。」唐突に書いたこの言葉は2007年1月号の「論座」に掲載された赤木智弘さんの「『丸山真男』をひっぱたきたい」という文章の副題だったそう(山陽新聞 文化2008.1.30掲載)です。
私は、この記事のもととなった文章自体を読んではいません。副題にある「希望は、戦争」というフレーズをとうとう口に出して言う人が出てきたことが気になったのです。もちろん戦争待望論をかるがるしく言うような人はいないと思います。既得権によってがっちりと固められたように感じる今の社会に、何らかの形でチャレンジする意欲、チャンスを現出させるもの、「社会のガラガラポン」のための仕掛けとして「戦争」と言う言葉を使ったのでは?とかってに解釈したのです。
 

奈義町現代美術館エントランス前2月2日午後、細かい雪が降っていました。
■ 奈義町現代美術館エントランス前
2月2日午後、細かい雪が降っていました。
 

■ いかなる論旨、使い方であれ「戦争待望」を口にすることは誤解を生みやすく、ましてや今のような日本の社会ではより使うことに慎重にならざるをえない言葉だと思います。それをあえて使ったからこそ、今回の文章が話題になったと思うのですが、逆に言えば、今回の使い方を容認してしまうほど、社会の閉塞感は大きいということにほかならないのでしょう。


アートの今・岡山2007奈義町現代美術館での展示の様子
■ アートの今・岡山2007
奈義町現代美術館での展示の様子
 

■ 若い人が将来に希望のもてない社会にしてしまったのは紛れもなく今の大人達です。人ごとのように書いていますが、私もその大人の一人でしょう。
社会をメンテナンスしていくことが「大人」の役割とどこかで読んだことがあるように思います。

はたして、どのようにしてメンテナンスできるのか?



奈義町現代美術館の特徴的な建物
■ 奈義町現代美術館の特徴的な建物
 

■ 「自分ではじめるのは嫌だけれど、戦争があれば・・・」

文句を言えるのは「子供」の特権だそうです。


2日夜、雪が降りました。
■ 2日夜、雪が降りました。
 

■ 奈義、津山で舞った粉雪。吉備高原に帰る道すがら、それは雨になったり、また雪になったり。夕方6時過ぎ、429号から484号に橋を渡り登りはじめると、アッという間に白い世界に変わりました。
より県北の津山や奈義より雪があることもある吉備高原都市!。
3日朝の様子。

 


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