展覧会案内・感想

2013年08月28日

 古代ガラス 色彩の饗宴
古代ガラス 色彩の饗宴展チラシ表

古代ガラス 色彩の饗宴展チラシ表
 岡山市立オリエント美術館で 古代ガラス 色彩の饗宴 が行われています。2013年7月6日(土)〜9月1日(日)開館時間 9:00〜17:00 入館は閉館30分前まで

 会期も後残り僅かとなった「古代ガラス」に出かけてきました。以前、このサイト「緻密な作業」の中で紹介した滋賀県MIHO MUSEUMでの「古代ガラス」展が岡山で公開されているのです。

 MIHO MUSEUMでの展示の印象が良かったこともあり、オリエント美術館ではたしてどのように見えるのだろうという興味が高まります。展示品は、6月にすでに見たはずのものですし、会場での見え方の違いに注目するつもりで向いました。しかし良い意味で予想外の感覚を味わう事になりました。展示品どれもが初めて見るような感覚、新鮮に見ることが出来たのです。こうして文章を書きながら思い起こすと、目線の高さの違いというのも大きいのかもわかりません。展示の位置がオリエント美術館のほうが低いのではないでしょうか、楽に作品を見ることが出来たように思うのです。また、環境光の違いもあるかもわかりません。落ち着いて見ることが出来たのです。どちらも作品に意識を集中するのに大変助かりました。

 MIHOでは感じなかったこと、新しい発見もありました。美術館の光線の具合、環境光が違うことによって、ガラスならではと言ってよいのでしょう、そのもの自体に影響を及ぼし、色や質感が異なって見えたのです。また、展示台、ケースの違いも大きいように思いました。これはサイズの大きな絵画等よりより顕著な変化となって現れていたように思います。陰影の具合が表情を際立たせる、サイズは小さいながらもそれぞれが立体作品ならではの魅力あふれる展示となっていました。

 あらためて古代ガラス展のカタログを見なおしてみると、確かに同じ作品です・・・展示品の良さはもちろんですが、美術館スタッフの工夫、オリエント美術館ならではの見せ方、そんなことをあらためて感じる展覧会でした。

 松嶋巌さんの作品展示コーナーも有りました。これも展示ケースが見下ろす形であり、大変見やすく感じました。

 大英博物館の名宝が特別出店された展示、ガラス作品の歴史がこの岡山でまとめて見える素晴らしい機会です。おすすめの展覧会です。

 のこり会期あとわずか(次の日曜日、9月1日まで)となっています!!。