展覧会案内・感想

2015年07月23日

 岡山カルチャーゾーンの魅力
岡山カルチャーゾーンの魅力 チラシ表

岡山カルチャーゾーンの魅力 チラシ表
 岡山県立博物館で「まだ知らない、岡山の魅力。 岡山カルチャーゾーンの魅力」が行われています。平成27年7月16日(木)〜9月13日(日)開館:9時〜18時まで。月曜日休館・8月16日まで前期、8月18日〜 後期展示

 岡山の歴史文化は、古墳時代から始まる。あえて考えてみなくとも温暖で安全なこの地域、古の時代から、人の生活を豊かに育む土壌があったのです。岡山県人、恵まれすぎているからこその弊害、気質を問われる方々もおられます。

 古墳時代の遺物展示、歴史を比較するかのようにオリエント美術館の所蔵品も並んでいます。

 鬼瓦の造形に惹かれました。展示される場所は、異なっていましたが、何種類か展示されていたのです。私は、より古いものが一番の豊かさを感じさせてくれたように思うのです。時代が進めば何事も進歩するとは言い切れない何かの存在を思うのです。

 時代によって変わる備前焼の形の変化も興味深く思いました。また立派な陶棺の展示、そういえば勝央町での同様の展示を思い出しました。同様のモノがたくさんあるのだとか・・・素晴らしい資源!として活用出来るかもと思ってみたり。


 二階展示場、牧谿に初まり武蔵、浦上玉堂・・・・・竹下夢二の展示、鷹が描かれた屏風。
 岡山藩主・池田家方々の絵画、墨筆それぞれ。これがなかなか良いのです。

 アート・ツーリズム。文化・観光をコアにした地域興し。岡山カルチャーゾーンが今後どのように発展するのかも大切な話です。