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河合コレクション展 |
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倉敷市立美術館で「河合コレクション展」が行われています。２０１６年７月１６日（金）〜８月２８日（日）開館時間 ９：００〜１７：１５ 入場は１６時４５分まで 休館日毎週月曜日
私の生まれた倉敷市児島という町、かつて金毘羅さんの対岸、瑜伽山が両参りとして当時の信仰をあつめ、参拝客で栄えたのだそうです。そして塩田王、野崎家の存在、昭和になってからは、縫製業、学生服の町であり、その後はジーンズ、畳の縁、帆布・・・その折々、いろいろな商売、業態を変えながらビジネスを行ってきた町です。私が子供時代を過ごした頃は、学生服の町の時代、この「河合コレクション」を作り上げたのは、私の同級生、現社長のお父さん！。学生服にユニホーム製造、国内有数のメーカー、児島を代表する企業です。
有名作家の作品と一緒に、私の作品も一枚、平成１２年（２０００年）に行った岡山天満屋個展の出品作が並んでいます。作品を大切にしていただき、作家として本当にありがたいかぎりです。第１室、会場入ってすぐに並ぶ作品も個人収蔵ならではといってよいコレクションとなっているように思いました。松岡映丘、福田平八郎、児玉希望、横山大観もあります。東山魁夷、平山郁夫・・・・もちろん郷土の先輩方々、小野竹喬、池田遙邨作品も。陶磁器、ガラス、工芸作品もたくさんあります。
コレクションの楽しみ。美術作品を自ら作らなくとも、こうして集めることがひとつの生きた証、個人の表現になる世界なのです。
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