展覧会案内・感想

2016年08月07日

 日本画4人展 金島桂華・猪原大華・児玉希望・奥田元宋
日本画4人展 金島桂華・猪原大華・児玉希望・奥田元宋リーフレット

日本画4人展 金島桂華・猪原大華・児玉希望・奥田元宋リーフレット
 井原市にある華鴒大塚美術館で「日本画4人展 金島桂華・猪原大華・児玉希望・奥田元宋 郷土の作家・Hiroshima」が開かれています。平成28年6月17日(金)〜8月21日(日)月曜日休館 午前9時〜午後5時 ただし入館は4時30分まで

 タイトルの<日本画4人展>、ありがちな若手作家のグループ展のようにも感じますが、美術館での開催、物故の方々の作品をあつめた展覧会です。華鴒大塚美術館の展示、巨大な作品をずらりとならべてではなく、一般のコレクターの方々が集められてきた、大切にしてきた身近に感じられる大きさの作品が多いのも特徴です。

 さて、並んだ4人の作品、猪原大華さん以外の3人の方々には作風の変遷といったものが感じられました。その時々に応じて用いる技術、またテーマといったモノが変わります。基本から自らの興味、成長から展開していく様、思う以上に基本に忠実とい言いますか、スタンダードを大切にされ、描かれてきたのだというのがあらためて感じられたのです。今の時代、「個性」ということがことさらに言われることが多いのですが、長い年月を越えてきた何らかのこの国の価値観、いかに継承し、次代に伝えていく事ができるか・・・・基本の大切さを改めて感じることが出来ました。

 奥田元宋作品展示では、広島県三好の奥田元宋・小由女美術館所蔵作品が並んでいました。これも見どころの一つです。

 それぞれの日本画、・・・自分自身のそれと照らしあわせてみることによってまた見えてくること、分かることもあるように思います。日本画を学んでいる方々、オススメの展覧会です。

 さて、・・・・・猪原大華さん。近代の表現について考える時、個性を語るおり、ある種のスタイル、作風といったことが大切と言われます。この四人の中で今日的スタイルらしいスタイルを確立しているのはもしかしたらこの猪原大華さん作品かもわかりません。もっとも、展示作品の並びがたまたまこうなったからかもわかりませんが・・・・。


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※ 6月12日まで開催されていた ※※ ふろしき 原画 包むための絵 ※※展
あのおり、和紙と墨、風呂敷原画造りワークショップ<6月4日(土)>を行いました。参加された皆さんの作品は裏打ち後、パネル張り、写真撮りされたあと、京都の宮井株式会社さんに送られ、とうとう風呂敷になって帰ってきたのです。

仕上がった風呂敷、一部とはなりますが、この次の展覧会会期あたりで特別展示があるかも・・・・・・ワークショップで作成した原画、そして完成した風呂敷、さてどんな展示になりますことやら・華鴒大塚美術館よりの情報でした。

実際の展示会期、その他が決まりましたら、私のホームページ上にアップしますね。