展覧会案内・感想

2016年09月26日

 カミとほとけの姿ー岡山の信仰文化とその背景ー
カミとほとけの姿ー岡山の信仰文化とその背景ー チラシ表

カミとほとけの姿ー岡山の信仰文化とその背景ー チラシ表
 岡山観光の名所、後楽園入り口の正面にある岡山県立博物館で<カミとほとけの姿ー岡山の信仰文化とその背景ー>展が行われています。2016年9月9日(金)〜10月16日(日)月曜日休館 開館は、9:00〜18:00(9月30日まで10月1日より午前9時30分開館午後5時閉館)(祝日開館、翌日振替休館10月10日開館・11日休館)

 久々の岡山県立博物館訪問でした。知人から、「いいよ!」との情報をもらい、県立美術館を午前中に廻った後、午後はここだけと、行動することができました。建物が古いということもあるかもわかりませんが、展示室に入ると博物館ならではの空気を感じます。
 
 美術館という施設ができる前から存在する博物館。収蔵物は、原始時代に始まり、古代、近世にいたる領域をカバーします。岡山が自然に恵まれ、古墳時代から栄えた場所であったことも関係があるかもわかりません。地域と関係深い文化遺物がメインの展示です。

 さて、今回は神像、仏像、仏画の数々が並びます。身の回りの自然すべてにカミを感じた原始信仰から仏教の伝来、仏像と出会ったことからこの国ではカミの形、神像が作られるようになったのだとか。「ほとけ」も当初はひとつの「(外来の)カミ」としてとらえたとのだそうです。

 神像、仏像、時代によって変わる姿、傾向の中に(当時の信仰)そのおりおりのカミ、ほとけの特別さの強調、造形を見る事ができるという解説があり、その視点で改めてそれぞれの像と向き合うと、異様に見える姿形の中に、憧れや畏怖の表現といったことをあらためて考えました。

 素晴らしい神像・仏様、絵画がたくさんこのこの岡山にある。見知った神社・寺院の名前を所蔵先にたくさんみつけることが出来ました。平安仏が多いのにもビックリです。

 なにかと現代が注目される昨今ではありますが、長い年月を越える力とは、やはり多くの人々に愛されること、大切にされるからこそ残る、時代を越える力を得るのだというアタリマエのことをふと思うのです。