展覧会案内・感想

2017年07月04日

 アートの今・岡山2017「表装」
アートの今・岡山2017「表装」チラシ表

アートの今・岡山2017「表装」チラシ表
岡山県立美術館の裏にある天神山文化プラザで、アートの今・岡山2017「表装」が開催されます。2017年7月19日(水)〜7月30日(日)

<アートの今・岡山>は、岡山における現代美術表現の「今」の姿を紹介する企画展です。今回が12回めの開催、天神山文化プラザの運営が現在のような形になってちょうど今年で12年目ということからも分かる通り、天神山文化プラザという施設の創設意図とも関わる重要な展覧会なのです。

天神山文化プラザの企画に関わらせていただくようになって、それなりの時が過ぎました。はたしてお役に立てているのかどうかについての判断は、こうした企画展を見てくださった方々の判断にゆだねるところです。興味を持ち、新鮮な何かを感じていただけていれば嬉しい限りなのですが・・・。

今回の企画展は、私が日頃より関わる「表装・表具」の世界と「今」を新たに繋ぐことを試みています。このホームページでも何度か紹介した後楽園鶴鳴館で毎年行われる「表具美術展」、見知った方からこの表具美術展も50回展(来年)で終わりになるかもという話を何年か前に聞いたことから、伝統的な文化を支える環境・世界の予想以上の変化の速さを実感することになったのです。

天神山・岡山という地域を通してご縁をいただいた若いアーティスト・作家の方々、また表具師の方々、双方にとって何らかの刺激、ワクワクする場となっていれば良いのですが・・。もちろん見て頂く方々にもその共感の和、楽しさを広げていただければと思っています。

展覧会自体の詳細紹介については、天神山文化プラザのイベント告知をご参照ください。