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浮世絵 揃い踏み（平木コレクション） |
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岡山県立美術館で＜広重・北斎・歌麿・写楽・・・浮世絵 揃い踏み（平木コレクション）＞展が行われています。２０１７年７月１４日（金）〜８月２７日（日）まで 開館時間 ９：００〜１７：００ 入館は閉館３０分前まで 月曜日休館
会期も残り少なくなりました。凝った展示方法、広重の有名な東海道五十三次の初摺り全点展示も去ることながら、摺りによって、絵柄が随分変わっている場面を比較できるよう横に並べたところです。人の扱い、遠近の表現など見比べることでより興味がわきました。
また版の状態の良さ、色の鮮やかさも見どころの一つ。ベロ藍と呼ばれる色、それまでの蓼藍だけではできなかった空のグラデーション。上部、３センチほどの幅に惹かれました。
絵を描く人、版を掘る人、摺る人、もちろん企画を立て、売る人・・・・楽しむ人、買う人。版画が持っている広がりは一点ものの作品ではありえないこの国の美術の象徴的な何かを教えてくれるようです。「アート生態系」、広がり、繋がりを作り出すことも大切なコトとあらためて思います。
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