展覧会案内・感想

2020年03月22日

 春想う 早春のコレクション展
華鴒大塚美術館 リーフレット表

華鴒大塚美術館 リーフレット表
 井原市にある華鴒大塚美術館で「春想う 早春のコレクション」展が開かれています。2020年2月7日(金)〜4月5日(日)開館時間9時〜午後5時 ただし入館は4時30分まで

 今までに経験したことがない状況。コロナウイルスの新たな感染拡大の場にならないようにと美術館等が自主休館、もしくは企画展を中止しているところが多い今日このごろです。日曜日の午後、時間ができたことから、笠岡、井原の日本画美術館ツアーに出かけてきました。

 まず訪問したのは笠岡市立竹喬美術館の「京都の日本画 ー大正時代を中心にしてー」そして井原の華鴒大塚美術館の「春想う 早春のコレクション展」へと廻りました。

 竹喬美術館の「京都の日本画」展は、別紹介記事で触れるとして、同じく日本画を中心とした展示を行うこの2つの美術館が近隣(車で走れば・・・)にあるのも何かしら興味深いことです。竹喬美術館が扱う次代が大正だとしたら、華鴒大塚美術館で感じるのは昭和でしょうか。華鴒大塚美術館のメインコレクションが金島桂華作品であることもあって、時代の違いによる絵の指向性といったものを展示作品に見るように思うのです。両美術館の扱う作家の多くが京都に関係するため比較しやすいのかもしれません。

 描く対象の単純化、抽象化。作画スピードの速さ。筆の運びの速さ。

 それぞれ、何事にもスピードが求められる社会の変化、反映と言えなくもありません。大正から昭和の変化にこのスピード感といったものが大きく存在するように思います。

 竹喬美術館展示と比較するからこそよりその違いを感じたのかもしれません。