概 要 |
(1) |
・今年も多くのブッポウソウが吉備中央町で営巣し、ヒナを育てました。
・今年10月、来年に向けて、支部で管理している「巣箱の清掃および整備作業」を行ないます。
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(2) |
・巣箱掃除は、平成2年来のブッポウソウ保護活動の中で最も大事な作業です。
・設置した巣箱が多いので、多くの方のご協力がなければ実施できません。
・電柱に登らなくてもできる作業も有ります。ブッポウソウの生態について思わぬ発見もあります。
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(3) |
・作業用具は、すべて支部が準備します。軽作業が出来る服装でご参加下さい。
・作業は、経験者を中心に参加人員に応じたチーム編成をして、チーム毎に作業を行ないます。
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日 時 |
・ 2013年 10月5日、10月12日、10月19日、10月26日、11月2日(土曜日)の3日間(変更後)
・ 午前9時〜午後3時ごろ。 10月5日、19日は雨天中止しました。
・ 電柱へ登る作業があるため、雨天の場合は中止します。
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集 合 |
吉備中央町、加茂川庁舎(岡山県加賀郡吉備中央町下加茂1073-1)かもがわ民族資料館前 |
問合せ先 |
山根(086-276-0246) |
(4) |
・未経験者大歓迎。ご都合の良い日に、1日だけでも可。ご参加をお願いします。
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巣箱掃除作業の集合場所 |
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(吉備中央町ホームページ「町内ガイドマップ」より転載) |
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< 保護活動は、支部会員ほか多くの皆様のご協力によって支えられています。> |
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作業内容 |
@ |
木登り器を使って、電柱等に掛けた巣箱の点検と内容物の取り出しを行ないます。
(電柱に登る人、木登り器の取り付けをサポートする人、電柱下で内容物を受け取る人)
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A |
巣箱の内容物の計量および計測をして、記録します。
(糞の重さを量る人、糞の層の厚さを測る人、記録する人)
内容物により、巣箱をどんな鳥が利用したか、 ブッポウソウが何羽くらい巣立つたかなどを推定します。
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B |
巣箱設置場所は、1/25,000の地図上に印されていますが、巣箱を見つけるのも一仕事です。
(巣箱を見つける人、車を運転する人)
どの作業も、特別な知識も技能も要りません。
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以上のような作業をするためには、1チームは3人以上で行なうのが理想です。木登り器は4台あるので4チーム、1日あたり12人以上の参加が必要です。
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◇ |
巣箱を開けて「何が出てくるか??」 興味津々、驚き!納得!楽しいですよ。
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◇ |
作業日の多くは秋晴れです。里山の秋を感じながらの作業、結構ハマりますよ。
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先輩の作業メモ |
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巣箱の争奪戦? |
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・はじめに、シジュウカラが苔を3〜5 cmの厚さに敷き詰めた巣を作り、その上にスズメが枯れ草を使ったふかふかの巣を作り、そのまた上にブッポウソウの糞が堆積しているケースが、かなりあります。
・苔の巣の中や、枯れ草の巣にまだ割れていない卵が残っていることもあります。巣箱の争奪戦は激しいようです。
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ブッポウソウの雛は 糞まみれ? |
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・よく聞く話では、雛の糞を親鳥が巣の外へ運び出して、巣の中を清潔にする というのですが、ブッポウソウの親はそんなことはしません。 だったら、雛は糞まみれ?
かわいそー!
・ずぼらな親鳥のおかげで、我々は糞の量で巣立ち雛数を推定することができます。
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ブッポウソウは何を食べているか? |
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・巣箱の中に残されたもの(糞・ペリット・その他)によって、彼らが何を食べているかを知れるだろうと思って糞の堆積物を持ち帰っています。(分析をやってみたい方はご連絡ください。)
・トンボ、セミ、甲虫類などの残骸の他に、貝殻、ガラス片、プラスチック片、缶ビールのプルタブなどがあることがあります。(まさか、 ビールが好きだなんてことはないと思いますが...。
^^;)
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巣箱掃除の様子 (2011年、2012年の記録) |
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ハシゴを使った作業 (2012/10/06 渡辺撮影) |
玉虫の羽もあった排泄物 (2012/10/06 渡辺撮影) |
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巣箱の中を説明中 (2012/10/06 渡辺撮影) |
孵化しなかった卵 (2012/10/06 渡辺撮影) |
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木登り器を使った作業 (2012/10/13 渡辺撮影) |
巣箱の中の排泄物 (2011/10/1撮影 上西庸雄) |
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青空の下での巣箱掃除 (2011/10/08撮影 上西庸雄) |
電柱に登っての巣箱掃除 (2011/10/1撮影 上西庸雄) |
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カタツムリの殻がありますね (2012/10/13 渡辺撮影) |
地上での記録作業 (2011/10/1撮影上西庸雄) |
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