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日本野鳥の会岡山県支部
2015年 ブッポウソウ観察会・巣箱掃除の様子
 7月12日(日) ブッポウソウ観察会 (支部月例探鳥会)
 12日(日) ブッポウソウ観察会  飛翔する優雅な姿を堪能!
"森の宝石"ブッポウソウに一目逢いたい関東・関西からの参加者も含め総勢約60人が10人前後の班(車3台)に分かれて観察ルートを回る。巣箱を離れた 止まり木でペアの色合いにまず感動、巣箱横の電線のブッポウソウをひそかに車中から観察したり、給餌のため優雅に飛翔しながら巣箱へ飛来するブッポウソウ も車の陰から何度も観察できた。巣からヒナ鳥の頭も確認。観察シーズン真っ只中、巣箱周辺に張り付くカメラマンは少なくやや安堵。巣箱利用なしと報告を受 けた場所でも1羽確認できたおまけ付き。今月下旬からヒナの巣立ちが始まる。"立派に育って来年も遠路を帰って来て欲しい"と思わず願っていた。
スタート前にブッポウソウの説明を受けます 巣箱から離れた見守る親鳥
巣箱のヒナの様子を観察しました(美原集会所) ブッポウソウ観察案内を入手(道の駅かもがわ円城)
 7月20日(日) ブッポウソウ巣立ち観察会 (倉敷市立自然史博物館)
倉敷市立自然史博物館友の会主催の観察会が行われ約25人の参加者がブッポウソウを堪能しました。例年に比べて巣立ち時期が早いようで、初めの数カ所では 親鳥数羽が上空で旋回したり遠くの止まり木上での観察だけでした。その後の巣箱では巣立ち最後のヒナへの給餌のために、止まり木から飛翔して来る親鳥をつ ぶさに観察できました。陽当たりと角度によって色合いが微妙に変化するブッポウソウの美しさを満喫できましたか。
巣箱に近づいていた親鳥を観察しました 給餌を終え一服中かな?
給餌した親鳥が飛び立ちました 巣箱の中のヒナの様子(美原集会所)
 
 10月3日(土) ブッポウソウ巣箱掃除 第1回  第①報
 初参加の一般参加者女性2人含め24人が6班に分かれ、ワクワクしながら巣箱を回りました。爽やかな秋空の下、あちこちでワシタカ類が旋回しモズの高鳴 きも響き渡り途中のツバメ類も確認できました。町の南側地区では営巣確率91%。地元の方々から貴重な情報も頂きました。
一般参加者も含めて24人が集合 このチームは撮影者含めて4人 
全てスズメの巣が続きました 繁殖した巣箱の中 繁殖した巣箱を開けた直後
 10月3日(土) ブッポウソウ巣箱掃除 第1回 第②報
  巣箱までは木登り器を使って上がります。腰掛(上)と足場(下)に分かれ、上下を交互に尺取り虫のように伝って柱を登ります。柱面には厚手のゴムで接し ているので滑らず安定しています。登った人は、繁殖したかどうか?の第1確認者になるので巣箱をのぞく時はドキドキしてしまいます。
 その他、道具や回収巣材を受渡しする係、記録係、用具類の運搬などで1作業チーム3~4人が必要です。
 1995年の巣箱掃除の詳しい様子が、「巣箱清掃見学・岡山行」として漫画化されています。
 木登り機を取付ます  ゆっくりと登っていきます この高さで作業します 
 10月10日(土) ブッポウソウ巣箱掃除 第2回
  第2回目も参加者18人で5班に分かれて巣箱を回り、第1回から通算110個の掃除が済みました。順調にいけば今週17日(土)には残り約40個を終える予定です。31日(土)では特別班を編成して未清掃箱チェックと巣箱変更、取替え等の残作業を行う予定です。
 ブッポウソウ保護活動に賛同いただいた一般参加の方や支部会員多数によりる応援のおかげで今年も順調に進んでおり、深く感謝申し上げます。
繁殖できた巣箱のふた 民家の玄関口での掃除作業
田圃の中での掃除作業 道路際の鉄柱での掃除作業
 10月17日(土) ブッポウソウ巣箱掃除 第3回 第①報
 好天に恵まれ第3回目も参加者18人+幼児1人(うち一般参加女性2人)が3班に分かれて残りの巣箱を回りました。
 管理者が登って撮影した巣箱、回収した巣材2点、最後に住み心地良さそうなシジュウカラの新居を見てください。管理者のチームが回った巣箱での繁殖率は8割でした。
参加者18人+幼児1人が集合しました 巣箱を開けた直後の有様です
繁殖した巣箱内には糞が積み重なっています シジュウカラの新居でした
 10月17日(土) <ブッポウソウ巣箱掃除 第3回 第②報
  今年は素晴らしい天候に恵まれ、作業班はモズの高鳴きを聞き、ジョウビタキの到来を確認しながら、吉備中央町内の残り約30個の巣箱を回りました。
道なき道を辿った掃除が終わりました 左手道路から遠くを迂回して辿り着きました
川向こうへ辿り着く必要がありました 道路から橋を渡って直ぐの場所
  << ブッポウソウ巣箱掃除作業(2015年)は無事終了!>>
  10月3日(土)より実施してきたブッポウソウ巣箱清掃は、17日(土)の現地清掃作業をもって一応の終了と致します。今年は延べ参加63人と多数の皆 さまの応援ご協力を頂き、無事終了する事ができまして本当に有難うございました。これで来年5月のブッポウソウの帰郷を楽しみに待つことができます。
 日本野鳥の会岡山県支部 ブッポウソウ担当 ay
撮影:三宅 茂子 さん (岡山県支部会員)
Copyright1998 Wild Birds Society of Japan, Okayama All Rights Reserved.
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