マレーシア探鳥旅行 食事編
関 修枝 

マレーシアにはインド料理、中国料理、マレー料理、それに中国とマレー料理が混じったニョニャ料理があるというガイドブックの知識程度で、初めてマレーシア旅行に参加しました。

 フレイザーヒルのホテルで2泊、タマンネガラのホテルで2泊し、朝夕はホテルで食事、昼は移動中の日には町のレストランで、到着した日の夕食は遅くもあり途中の町で、最後の夕食はさよならディナーという形で食事をしました。食費は総て旅費に含まれています。

1月22日 夕食
森海鮮飯店(フレイザーヒルに向かう途中Lawayの町)にて
メニュー
シーフードの麺 ワンタンミー(焼きビーフン風の麺とワンタンのスープ)
  鶏、牛、羊の串刺し炭火焼き、辛いピーナッツソースをつけて
中国系の住民が多い地域の中国料理店で椅子とテーブルは路上に置いてあり、串焼きも路上で焼いています。すぐ横の道路を車が行き交っていましたが、暮れなずむ戸外で食べるのも開放感がありました。観光客は決して行かないようなところと聞きましたが美味しかったです。
1月23日 朝食から24日朝食まで

ホテル Shahzan Innのレストランで(中国料理)

パン、バター、ジャム、カヤ(ココナッツやミルク、砂糖などを煮詰めたジャム風)ロッテチャナ(ナン状の薄いパン) 肉とポテト(辛いソースをつけて) キノコと豆の煮物 玉葱とウインナーのソテー 飲み物
24日の朝は ロッテチャナの代わりに おかゆ(トッピング6種)が出ました。
1月23日 昼食
美景発海鮮飯店(フレイザーヒルの中心部にある中国料理店)にて
ご飯(長粒米)、豆腐と野菜のスープ、薄切り牛肉のソテー、厚切り豚、肉の揚げ煮、鶏の唐揚げオレンジソース、トマトと野菜のとろみソースかけ、青菜のショウガ炒め、チリ
大皿盛りで各自が取り分けます。 唐揚げのオレンジソースが新鮮でした。
チリという赤や青の唐辛子を刻んだものが別に出され 好みで小さいお皿に取り醤油をつけて食べます。私たちの漬け物といった感じでしょうか。
バナナとマンゴスチィンの試食
バナナとマンゴスチィンをガイドのHockさんが買って下さいました。
バナナは日本で食べるのより小さめでちょっと香りが違った。マンゴスチィンは甘くてジューシーでした。
ドリアンの試食
移動の途中 路上の屋台で売っているドリアンを試食しました。

私の第一印象は 想像していたより匂いはきつくないナと感じました。実を二つに割ると中に5コから10コの大きめの種があり、その周りの果肉を食べます。ねっとりとして少し甘みもあり濃厚な味です。リーダーが食べ慣れるとクセになるだろうといわれましたが納得。一回目は文字通り試食でした。

1月23日 夕食

スープ(コーン、卵)、鶏の唐揚げ、魚の甘酢あん、日本のトーフ料理、醤油味、ゆで野菜(カリフラワー、ブロッコリー、椎茸など)、果物、ビールは各自の支払い

 丸テーブルにはスプーンとフォークがセットしてあるがお箸がない。ご飯をウェイターさんが廻って銘々皿に取り分けてくれます。大皿に盛られた料理は中央のターンテーブルに置かれそれぞれが取っていただきました。料理だけでなく食べる形式もいろんなものが混ざっているのでしょうか。
 2cm位の円筒形の麩のようなものが醤油味にしてある料理が出ました。ウェイターさんに“何ですか”と聞くと“
Japanese bean curd(日本のトーフ)”とのこと。食べると滑らかなとうふだが卵の味もして 豆腐よりコシがある。

 私たちが豆腐と思うものもおかゆのトッピングとしてマーボードーフが出ていたので別のものなのは確か。日本とどんな関係があるのかなと思いましたが珍しかったです。後で聞くと、長い筒状のものに流して固め、輪切りにして作るそう。この料理は最後の日のさよならディナーでも出ました。
1月24日 昼食
Ghazali Jeti Taman Negara (ボート乗り場の隣にあるマレー料理店)にて
ご飯、魚の甘酢あん、炒り卵、川魚の姿蒸し野菜あん、キャベツ、人参青菜のソテー、バナナ

 店の主人が、ご飯を各自の皿の中央についでまわってくれます。自分で御飯の上に煮汁ごと副菜をのせてスプーンとフォークで混ぜながらいただくというのがマレー式のよう。(イスラム教の人は手で混ぜるのでしょう)
 あつあつの川魚の姿蒸しは見た目はチョットと思いましたが、あっさりしていてなかなかのお味でした

1月24日夕食から1月26日朝食まで
ホテルMutiara Taman Negara Resprt
(広大な国立公園の中に建つホテルのレストラン)
1月25日朝食
おかゆ(トッピング6種)、パン4種、マフィン2種、焼きめし、フライドポテト、きしめん状の広幅麺[辛いソースで]、ソーセージ、シリアル、ホットケーキ、炒り卵、煮豆、目玉焼き、果物4種、飲み物

1月25日昼食

ご飯、パン、鶏と野菜のナッツ炒め、魚と野菜の煮込み、玉葱とピーマン、2種のソテー、スパゲッティミートソース、ケーキ4種、プリン2種、サラダ5種、果物4種、飲み物

1月25日夕食

ご飯2種(焼きめし、白いご飯)、パン2種、スープ、ビーフステーキ、魚のバター焼き、鶏の煮込み、カリフラワーと人参のソテー、エビのトマトソース、ケーキ4種、プリン2種、サラダ6種、果物4種

大きなホテルで、欧米人の客も多くメニューは何でも有りという感じでとても豪華です。バイキング形式で好きなだけ好みのものが食べられます。味も大変よく皆さん満足して大いに楽しんでいらっしたようです。甘党の私はデザートのケーキやプリンが嬉しかった。

1月26日 昼食
益記酒家(クアラランプールに向かう途中Karakという町で)

ご飯、合い鴨ロースト、骨付き豚肉の揚げ煮、焼きそば、中華ちまき、菜っ葉のスープ中国の旧正月が2日後なので 鴨のローストや骨付き肉の料理は正月料理だそうです。豚肉も骨がスッとはずせて美味しかったです。

1月26日夕食 さよならディナー
美景魚翔海鮮酒家〔クアラランプール市内の中国料理店〕
魚のケチィヤップソース、手羽唐揚げ、カニチリソース、エビ姿炒め、緑豆もやしソテー、青梗菜炒め、日本のトーフ醤油味、果物[マンゴー、スイカ、ハネジューメロン]
お金が余ったので飲み物は飲み放題ということで ビールを飲まない人はマンゴージュースを注文しました。魚や肉料理も美味しかったけど新鮮な野菜料理が嬉しかったです。カニはちょっと手が汚れて食べにくかったでしょうか。

今回旅行中の食事はどれも味もよく皆さんにも評判がよかったと思います。多民族国家らしく料理だけでなく食べる形式もいろいろなものが混じっているのが印象的でした。ガイドのHockさん初め リーダーやメンバーの方にはお世話になり有り難うございました。



海外探鳥旅行記もくじ へ
メニュー へ