ICOM  AM-3D
井上電機製作所(現ICOM)より発売になった、50帯AM/FM 1W 携帯型トランシーバです
FDAM-3の改良モデルとして、1971年に発売されたもの
恥ずかしながら、そのことを(AM-3Dの存在を)知りませんでした(HFを頑張っていた頃か)
1968年発売の、FDAM-3は、もちろん知っていましたが・・・
もしかしたらですが、本機が「ICOM」ブランドを採用した最初の製品かもしれません
FDAM-3からの改良点
まず、VFO安定度の向上
次に、ダイヤル照明の装備(VoLにON/OFFのSWが付きました)
この2点が、強調されているようです

細かく見れば、
受信1stMixがTrからFETに
1stIF:2MHz台から、5MHz台に変更
1stIFから2ndIFへの変換OSCが、FDAM-3ではMixと同じひとつのTrで行っているところが、単独のOSCに
RF-AGC、帰還が変更に
VFOは、FETからTrに
AFパワー段が、TrからICへ
等々、設計変更が行われています
本機の構成

受信は、1stIF:5MHz台 2ndIF:455KHzのダブルスーパーヘテロダイン方式
FMの検波は、専用回路を持たず、AMのスロープ検波・・・受信ピークを少しずらして受信する方法で復調します

送信は、
50.50MHzクリスタル1個を内蔵
VFOは、12.5MHz台、4逓倍して使います
AM:コレクター変調と、FM:可変リアクタンス周波数変調を切り替えます
送受とも、50〜54MHzの4MHzをフルカバーします

内部、電池収納側
電池液漏れの跡が痛々しい・・・

見えている基板は、受信部
内部
スピーカー内蔵側

シールドされているのは、VFO/OSC部、受信RF-Mix部
その上の大きな基板は、送受兼用のAF部と、送信RF部
AF段はIC化されています(μPC20C)

シールド左は、受信部(2mdIF以降)
シールド板を外してVFO/OSC部、受信RF-Mix部の様子
中央に、送信用50.5MHzのクリスタルが見えます
3連VCが受信用OSC
2つのステーターは、受信RF同調に使用されています
リアパネルです

AM−FMモード切替は、送信に有効

外部電源
芯マイナス・・・要注意です
お決まりのスペックチェックです

送信パワー
50〜53MHzは、1W強  53〜54MHzは、0.8W程度

受信感度
AM  1μV入力時、30%変調ON/OFFで、S/N12db
FM  1μV入力時、7.5KHzデビエーション変調ON/OFFで、S/N15db
スペックは、
AM 1μV入力時、30%変調ON/OFFで、S/N10db以上ですので、クリアしています
FMについては、簡易検波のためでしょう、スペックに記載がありません
     2023.09  JA4FUQ

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