ICOM IC-780
80年代 バブリー?な時代 そしてアナログ設計時代の最上位モデルです
オリジナルのディスプレイは、後述しますがアンバーイエローのCRTです
写真は、VGA5”LCDに交換したものです
幅425 高さ149 奥行411 重量は約23Kgと、かなりの大型です

確か1988年の発売だったと思います
スペクトラムアナライザ機能を有した(最近では当たり前のように内臓)最高級機(¥698,000)です
スペアナ機能に加えデュアルワッチ機能内臓、フィルタもCWナロー、AMとフル装備です
この頃になると、CPU制御もこなれ、バンドごとの設定情報(アンテナチューナー動作も含む)もレジスタに記録され、スピーディーなバンドチェンジ、運用ができるようになっていますし、外部PCとの接続もできるようになっています
CWは、エレキーを内蔵し、フル・ブレーク・インに対応します
受信は、いわばお決まりのアップコンバージョン方式のトリプルスーパーヘテロダイン
1stIF:69MHz 2ndIF:9MHz 3rdIF:455KHz そして、検波です
このものから派生したと思われる受信機が、IC-R9000
スペクトラムアナライザ機能と、デュアルワッチ機能を除いた実用モデルが、IC−760/IC-760PROです

リアパネルです
電源と、終段のヒートシンクで覆われています
裏に手を突っ込んで何かするのはしんどそうです
昨今のフラットなディスプレイ表示を見慣れていると、湾曲したCRTの表示には抵抗があります
ついLCDに交換したくなります
結果として、IC−R9000と合わせ、2つのCRTユニットが残ってしまいました
このユニットですが、重量が1.7Kg強ありますので、取り外すことで、結果としてそれなりな軽量化が図れます
IC−R9000の時は、海外より直接LCD/VGAユニットを入手しましたが、今回はAmazonJapanで入手しました
30%くらいコストアップはしましたが、簡単に5日くらいで手元に届きました(海外発送)
CRTユニットを取り外したところです
 CRTユニットを取り外し、LCD/VGAユニットを仮付けしてテストをしているところです
いい感じです

CRTユニットを外すことで軽量化に!
LCDユニットは、CRTカバーに糊付け
右やや上部には、塩化チオニルリチウム電池
LCD/VGAユニットを取り付けた状態です
電源は、既設の6Pハウジング・コネクタに合うピンを2本用意して差し込んでいるだけ
ビデオ信号は、RCAコネクタそのまま接続できます
信号切り替/調整サブボードは、CRTユニットを固定していたビス穴にスペーサを取り付けてそこに固定
送信パワー設定ボード(筐体上ケース窓を開けて調整できる位置に取り付けられている)は、はやりCRTユニット固定穴に手持ちスペーサ3本で高さを調整して固定しました
本来4点で止まっているものを2点止めですので多少ぐらつきは生じますが、実用上全く問題は感じません
クロック用バックアップ電池は、当然劣化していましたので、この際リチウムボタン電池そのままではなく、音声合成ボードオプションの位置に電池ホルダを両面テープで張り付け、1200mAhの塩化チオニルリチウム電池を内臓しました
3.6Vですので、直列にダイオードを入れて、減圧しています

上カバーを外した状態です

この状態は、オリジナル
中央下にCRTユニットが搭載されています(高圧注意のラベルが見えます)
クロック・バックアップ電池も、リチウムボタン電池(0.5Vも出ていない)のままです
右下の丸く見えるところは、内臓スピーカーのお尻の部分です
上左が,RFユニット 同右がフィルタ(チューナ)ユニット

下カバーを外した状態です

右側がIFユニットで、左側がメインユニット
IFフィルター部のアップ
このモデルは、フル装備・・・さすが、最上位機種です
この組み合わせで
 SSB 2.4KHz
 CW 500Hz、250Hz
 AM 2.4KHz、6KHz
 FM 15KHz
    いずれもー6db
の選択度を得ます
標準添付のラックマウント金具を取り付けるとこんな感じになります
今回入手できたものは92年製のようで、保存状態もよく、電気的な動作もスペックを満足する状態でした
製造から30年近くが経過したモデルなのですが・・・
      
余談ながら、本機はJARD新スプリアス確認保証可能機器リストに掲載があります(定格を見ても、スプリアス発射強度ー60dB以下と記載があります)
2019.09   JA4FUQ

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