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取り敢えず故障個所を見つけ、その後保管のために仮に組み立てていたものから、改めて問題のユニット UT-10を取り外しました
このユニット上側は、高周波部です |
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ユニット下側にPLL基板があります
その角部分に、今回壊れていたPLL-ICが取り付いています
この写真は、問題のあったPLL-IC交換場所が分かりやすいように、交換後に撮ったものです
このIC部分に、ウレタンと思われる緩衝材が取り付いていましたが、劣化が激しく取り外しました |
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今回の対応に際し、お世話になったパーツ
SOP16Pin=>DIP変換基板
と
ブレッドボード用のジャンプワイヤ
このジャンプワイヤの片側を180°ひねって使用することで、うまい具合にICソケットに対応できました |
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ICとコンデンサを取り換えた様子
入手した変換基板のサイズが大きく、IC傍に縦に立っていた電解コンデンサ(50V4.7μ)に当たるので、このコンデンサも取り外して横向きに取付し直しました |
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今回対処したPLL−IC部分のUpです
全体に足が長くなるのは覚悟で、今後のトラブルを考えICソケットを採用しました(丸ピン型)
結果、動作に問題はありませんでした |
PLL-IC交換で、次なるトラブルの発生が見つかるかも?と思ったのですが、おかげなことに他のトラブルはありませんでした
このPLL-IC交換のみで、1200MHzが運用できなかった問題は解決しました |
大元の電源を入れっぱなしが良くない?
送信ファイナル部には、本体の電源SWのON-OFFに関わらず、常にDC12Vが印加されています
あるとき、本体左後ろが暖かかいことに気付きました
本体の電源はずっとOFFです
1200MHzファイナル・モジュールが壊れています
ついでに感度を測ると20db位利得が低下しています
FM用のファイナル・モジュールはジャンク箱にあったのですが、リニア動作のものはありません
一か八か、中国に手配をしてみました
受信については、TOPのRFアンプFETのドレイン電圧が異常に低い(0.数ボルト)
回路図には3Vとあります
ドレインの半田を外すと4V、これはこのFETの問題に違いないと
ここでまたまた入手の問題、幸いジャンク箱に他社の1200MHzユニットのジャンクが見つかり、これに同じFET MFG1502が使用してあり、これを取り外して使用することにしました
無事、定格の感度が得られました(−20dbでSQが開くかどうかくらい)
色々あるジャンクが捨てられません(片付きません)
送信動作は、中国からのモジュール入荷待ちです |
続いて、色々起きます 2024.09 |
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切れたPLの交換を行い、フロントパネルを外してガタついていたボリューム類の取付を締め直し、ガリオーム対応を実施、最後に送受スペックの確認を行い、修理対応デスク前の棚にあるTS-770と入れ替えました
電気的なスペックについて
30年以上経過した今でも、新品時のスペックをクリアできているところは素晴らしいことです
入手から1年がかり・・・足元が少しだけ片付きました |