| ＴＲＩＯ ＴＸ-３８８Ｓ | |||
| ＴＲＩＯ初のＳＳＢ送信機です 多分ですが、１９６４年の発売です 発売当初の価格は、￥５９，５００だったと思います 垢抜けしたデザインに注目が集まりました ＪＲ-３００Ｓという受信機が同世代の受信機です |
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| ３．５ 〜 ２１ＭＨｚ帯を ＳＳＢ／ＣＷ １０Ｗ ＡＭ（Ａ３Ｈ） ４Ｗ でカバーする送信機です この時代では、トランシーブという発想はまだ一般的では無かったようで、送受別々の周波数操作が必要です |
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| サイズは、３８０Ｗ １９５Ｈ ２５０Ｄ 重量は、約１２Ｋｇ
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| 本機の構成 ４５５ＫＨｚフィルター方式のＳＳＢジェネレータを採用 国際のメカニカル・フィルタに、７３６０を使用した平衡変調です その後、ＩＦ：６５００ＫＨｚに変換され、ＶＦＯ信号、次にヘテロダイン用クリスタル信号とＭｉｘされ目的の周波数を得ます ＩＦ：６５００ＫＨｚに変換される時点で、ＵＳＢ／ＬＳＢの切替が行われます ＶＦＯ周波数は、２．４５〜２．９５ＭＨｚ メインダイヤル３回転ちょっとで５００ＫＨｚをカバーします １００等分されたダイヤル目盛りはあくまで目安で、１ＫＨｚ直読などとはほど遠い構造です 余談ですが、ＶＦＯの周波数だけでなく、ダイヤルの減速率も ＪＲ-３００Ｓとは異なります（ホントにペアとは言い難い、きっと設計者が異なる） 終段は、Ｓ２００１ １本です 初期の製品は、２Ｅ２６だったはずです 終段回りだけがキット化された製品があったような・・・ウソかも知れません 定電圧放電管２本を含め、計１３本の真空管による構成です |
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| ＨＡ-３５０（ＪＲ-３００Ｓ）、外部スピーカーＳＰ-１６と ラインとしても左右対称形です |
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ケース上面の蓋を開けた様子 |
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メーター補修のため、フロントパネルの分解中 | ||
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シャーシ上面をリア側から見たもの | ||
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シャーシ上面 フロントから見て右サイド 基板は、ＳＳＢジェネレータ部です 国際のメカニカル・フィルタが中央に見えます |
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ＳＳＢジェネレータ部を真上から プリント基板に組み立てられています ここでは、４５５ＫＨｚでＵＳＢが作られ、コンバートして基板の出力は、６５００ＫＨｚ（ＬＳＢ／ＵＳＢ）です |
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シャーシ上面 正面から見て左サイドです 見えているクリスタルは、バンド・ヘテロダイン用 ３．５ 〜 ２１ＭＨｚの4バンドに対応 その奥のシールド部は、ＲＦ段間同調コイル群 |
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フロントパンネル中央部、ＶＦＯの背面から そのＶＦＯですが、ダイヤル３回転ちょっとで５００ＫＨｚをカバーします 最近の「手」では、操作が難しそう・・・ |
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やはり当初は、２Ｅ２６だったようです 刻印はそのままで、Ｓ２００１の採用です |
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シャーシ底面です | ||
| 清掃と物理的な補修を行い、通電チェックをしたくらいで、それ以上の点検はできていません | |||
| 続く・・・・ | |||
| 2023.10 JA4FUQ | |||
