展覧会案内・感想

2017年03月11日

 日本画山脈 再生と革新〜逆襲の最前線
日本画山脈 再生と革新〜逆襲の最前線 展チラシ表

日本画山脈 再生と革新〜逆襲の最前線 展チラシ表
 岡山県新見市にある新見美術館で「日本画山脈 再生と革新〜逆襲の最前線」が行われます。2017年4月13日(木)〜5月28日(日)まで開館時間9時30分〜17時・入館は16時30分まで 休館は月曜(5月1日開館 5月8日一部展示替え)

 美術館の企画展覧会タイトルに<日本画>と大きく扱われるのは、なんだか久しぶりのような気がします。1990年代前半頃までは、日本のさまざまな美術館で日本画展と銘打たれた展覧会が開かれていたように思い出されますが、いつしか現代美術をテーマとした企画展が主流となり今に至っています。

 明治の頃に出来た「日本画」という言葉。この言葉が指し示す先にはどんな絵画があるのか?。

 頻繁に開かれていた<日本画展>のスター画家のお歴々!。私にとっては懐かしい方々の絵がずらりと並ぶという感覚ですが、岡山ではなかなか見る機会がなかった作家の作品もたくさん並ぶようです。また逆襲とあるように現代美術にその立地を見つけた作家の作品も並びます。ある意味で、昭和から平成の日本画総括展。3章に分けられたそれぞれ、私は3章に含まれます。はたしてどんな感想が聞けることやら。

 私の描いた「瀬戸内風景」、「醍醐桜」、琳派表現の「流水鳥」も展示されます。また展覧会カタログには技法を扱ったページもあります(私も参加しています^^;)

以下森山担当
4月30日11:00〜      アーティストトーク
     13:30〜16:00 ワークショップ です。

※他にもオープニング・スペシャルギャラリートーク他、会期中たくさんのイベントが計画されています。問い合わせは新見美術館まで tel. 0867-72-7851

なお、この展覧会は、新見終了後、佐賀県唐津、広島県蘭島閣、愛媛県八幡浜に巡回予定とのことです。