展覧会案内・感想

2018年05月07日

 戦後の造形
戦後の造形 チラシ表

戦後の造形 チラシ表
 倉敷市立美術館で「戦後の造形」展が行われています。2018年3月17日(土)〜5月6日(日)/5月12日(土)〜5月27日(日)開館時間 9:00〜17:15 入場は16時45分まで 休館日毎週月曜日

 画像は寺田武弘さんの<「変位3」2010年>。一見、彫刻作品に見えますが、床に広げられた削った破片は?・・・岡山県立美術館の県美コネクションにも現在別作品が展示中です。展示にあたっての仕様書が書かれており、それによって展示可能になる作品のありかたも、新しい美術の提案でした。

 <従来の常識では美術の範疇に入れがたい作品が次々に現れ、絵画・彫刻といった形式そのものが問い直されました>紹介文より

 「美しい」とはどう言うことなのか?

使われる言葉自体、その使用についても今一度問い直す試みも盛んでした。

 3階ロビーでは、洋画家・寺松国太郎の日本画が展示されています。屏風作品に見られる箔を使った装飾表現、また軸装では「消し描き」といった日本絵画の伝統的な手法も見ることが出来ます。「日本画」について考える一つのヒントになるかもわかりません。

 会場を絆ぐ渡り廊下に展示されている池田遥邨のスケッチ、下図、葉書の展示も興味深いものでした。線のみで富士を描いたものなど、まさしくそれ自体で完結しており、だからこそ自由な色を当てはめることが出来たように思います。