展覧会案内・感想

2019年11月03日

 没後40年 平櫛田中 美の奇跡
没後40年 平櫛田中 美の奇跡 フライヤー表

没後40年 平櫛田中 美の奇跡 フライヤー表
 井原市立田中美術館で「開館50周年記念特別展 没後40年 平櫛田中 美の奇跡」が行われています。2019年9月20日(金)〜11月10日(日)月曜日休館 開館は、9:00〜17:00 入館は閉館30分前まで(祝日開館、翌日振替休館)

 岡山には個性的な美術館がたくさんあります。館名にある田中(でんちゅう)は、この地の出身である彫刻家の平櫛田中の名前にちなんだものです。すぐれた彫刻作品、作家を顕彰する「平櫛田中賞」でも有名な田中美術館、今回はまさしく平櫛田中作品を集めた展覧会が行われています。

 展覧会会期、あと僅かとなりました。今回は無理(会期中に田中美術館を訪問するのが・・・)かもと思っていたのですが、どうにか間に合いました。
 何度も訪れたことのある美術館ですが、新館の建設計画があるとのことで、今年度いっぱいでこの建物も休館するとのことです。この建物自体もある意味見納め、そう思って会場を廻るとなかなか魅力的な佇まい、雰囲気を持っていることに改めて気付かされました。

 木彫、ブロンズ、手仕事の集積としての形。硬いであろう木目の詰まった木を刻むこと、彫ること。建物自体の作りも人間の時間を感じさせるように思ったのです。

 「命」をどのように表すか。視線の集積、手の集積。自然という言葉も難しい言葉ではあるのですが、ここでいう「自然」とは田中の感じた「命」の姿、現れのように思いました。

 展示作品数約80点とか、源頼朝公像、着彩は中村岳陵との話を学芸員の方からお聞きしました。木地に着色、日本画画材に漆、このあたりもじっくりと見ることで発見がありました。