展覧会案内・感想

2020年03月23日

 川端龍子展 衝撃の日本画 生誕135年
川端龍子展 衝撃の日本画 生誕135年リーフレット表

川端龍子展 衝撃の日本画 生誕135年リーフレット表
広島県立美術館は、現在(2020年4月2日)、休館中です。展覧会の実施他、広島県立美術館のホームページ告知をご確認ください。

展覧会の実施時期は未定、私の担当予定だったワークショップは中止となりました。

広島県立美術館で 川端龍子展 衝撃の日本画 生誕135年 ワークショップをさせていただきますご縁から開催前ですが、告知です。展示を拝見次第、記事内容の充実をはかりたいと思います。まずは、私の思いから。

 毛筆を使って描くおり、身体に起きていることを考えることが、「日本画」という言葉に今日的意味を与える一つの手がかりなるのではないか?そんなことを思うようになって結構な時間が過ぎました。

 毛筆という道具が何を目的として作られ、また長い時間の経過の中でどんな機能を洗練してきたのか。また使う側の人間の体をどのように変えたのか。

 連綿と続いた絵の具の溶き方が示す合理性が現すのは、紛れもないこの国の価値観の継承のように思うのです。

 ただこれらを個人的なものとして捉えるのか。それともある量、伝統の継承といった存在と呼んでよいのかといえば、かつてあまりに当たり前であったが故に意識的な伝承が行われず、また壊す対象とされたのかもしれません。それと意識しないままに。

 洋画から始まった川端龍子の画業。西洋的な価値観の受容がどのように行われたのか、そこにはすでにあったものの存在との冷静な対比が見られるように思います。「日本画を独学で学んだ」「反逆者にして正統派!」「学ぶ」ということがどのようにして行われるのか?。学びとは何か?。グローバルということが言われる今だからこそ、見えてくること。ローカル、日本とは何か(どんな面白いことがあるのか?)ということを冷静に見ていたのではないかと思うのです。


※「龍子の技法体験ワークショップー制作と鑑賞」
作品<草の実>に使われている金泥技法を実際に描くことを通じて、龍子の考えた西洋と日本の違いについて学びます。
日時:4月18日(土)13:30〜15:30 講師 森山知己
事前申し込みが必要です。

 上記、私自身が確認、試してみたいことでもあります^^;。

※コロナウイル、新たなクラスターを作らない対処から、もしかするとワークショップの開催についても今後変更等があることが予想されます。実施等については美術館に確認をお願いいたします。