展覧会案内・感想

2021年10月22日

 飯塚竹斎 絵を描いた武士たち
飯塚竹斎 絵を描いた武士たち 展チラシ表

飯塚竹斎 絵を描いた武士たち 展チラシ表
岡山県津山市にある津山郷土博物館で「津山藩士 飯塚竹斎 とゆかりの画人 ー絵を描いた武士たちー 展を開催しています。11月21日(日)まで。開館時間は9時〜17時まで(入館は16時30分)休館日は月曜日、祝日の翌日

 飯塚竹斎という画家との出会いは、偶然でした。日常的に美術館を巡っていると、特別な企画展では無い館蔵品による展示に触れる機会も多いのです。学芸員の腕の見せ所、研究の一部が見える展示になっていたりします。もっともここのところなかなか自由な時間が作れず、見る機会は減ってしまいましたが・・。

 さて今回の出会い、始まりは倉敷市立美術館で見た円山応挙の作品でした。頭の何処かにその構図、構成が頭に残っていたのでしょう。県北奈義町現代美術館の展示を拝見に向かう折、時間が許せば、「PORT ART&DESIGN TSUYAMA(ポート アート&デザイン 津山)」や、Nishiima25、gallery fixa などを廻ることにしています。

 あの折は、初めてNishiima25を拝見に伺ったおりでした。オーナーの櫻井由子さんとはこのNishiIma25を開く前からのご縁です。アート制作、作家活動に加え、パン作り、カメラを持たれ岡山県内を活発に動かれていたおり知り合ったのです。

 はじめてNishiima25を訪れ、櫻井さんに案内されるまま客室を拝見させていただいていたおり、襖の絵が気になりました。そう最初に紹介した倉敷市立美術館で見た円山応挙の絵とどこかしら繋がる構成、松、鶴に惹かれたのです。水害のため水が床上に来た痕跡も見られましたが、なかなかの絵です。

 落款の部分の画像を撮影し持ち帰りました。そして応挙作品を並べた倉敷市立美術館の学芸員さんに報告、飯塚竹斎作品らしいことがわかったのです。続いて、これも不思議な縁、昔より存じ上げている岡山県立美術館の学芸員さんがなんと!飯塚竹斎を研究していたのです。もちろん櫻井さんのところ、Nishiima25を紹介したのは言うまでもありません。まだ調査されていない場所だったのです。

 このような経緯もあり、今展覧会の記念講演会に私も講演者の一人として呼ばれることになりました。

★記念講演会
日時:11月7日(日)午後1時30分より午後3時30分
会場:津山圏域雇用労働相談センター大ホール
講演:「資料から見える藩士としての飯塚竹斎」
      津山郷土博物館 学芸員 梶村 明慶
   「竹斎の作品と交友」 
      岡山県立美術館 学芸員 古川 文子
   「墨筆の語る世界」
      倉敷芸術科学大学 教授 森山 知己

問い合わせは 津山郷土博物館 梶浦さん
ご案内まで。