Ten-Tec Century21 Model570 | ||||||||||||||||||
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今回必要だったメンテナンスをまとめると 1.機械的には、VFO/メインダイヤル機構の固着対応 押しボタンSWの固着対応 2.電気的には、ファイナル・トランジスタのショートによる不良交換 後は、お決まりのトラッキング調整です |
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【仕様】 3.5〜28Mhz帯 5バンド(各バンド帯域幅:500KHz) 受信感度:1μV S/N10db以上 選択度:帯域幅 2.5/1.0/0.5KHzの3段階切替 4ポール・オーディオ・フィルタ RIT(オフセット):±5KHz 低周波出力:1W LM-380 送信出力:20W以上 入力:最大70W MRF-475プッシュプル 電源:DC12〜14V 最大5A このシリーズの特徴は、なんと言っても受信回路にあると思います 詳しくはCentury22のページに記しています 実測 & 実稼働 仕様を満足していることを確認しました 14MHz帯での実測ですが、帯域幅1.0KHzで、0.7μV入力時にS/N10db 帯域を0.5KHzに狭めると、0.4μV入力でS/N10dbが得られました その他のバンドについても帯域幅1.0KHzで、0.7ー0.8μV入力時にS/N10dbが得られました 7MHz帯でSSB受信をすると、さすがにRFゲインを使って入力信号を絞ることをしないと、音が割れるケースが多々あります AGC回路を持たないので、ここは手動で・・・です 送信パワーは、21MHz帯が一番少なく20W強 3.5〜14MHz帯にあっては35W以上出ています パワーが出すぎる状況が生じると(DRIVEボリュームを上げすぎると)、定電圧電源回路の過電流保護が働き、電源が落ちます 復活には、電源SWのOFF/ONが必要です これはこれで正しいパワー出力制限かと思います DRIVE という調整ボリュームは重要ですHi 3.5〜14MHz帯で、最大出力状態で送信する(SET DRIVEボタンを押す)と、いきなり電源が落ちます! |
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