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ボタンSWにチャタリングが気になるところがあったので交換することにしました
フロントパネルを開けて、SWボード(Assy)を取り外しました |
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フロント面と、SWボードがこのように組み合わされています
緩衝材としてスポンジ(ウレタン風)が使われています
このものが無いと、ちょっとしたことでSWボタンがボロボロ脱落してしまいます
余談ながらこのスポンジの素材によって状況が大きく変わります
ボロボロになったりベトベトになったりすると、その本来の機能を失います
国産の無線機においては、特に車載機では良く問題になります
下に見えている黒い物体は、メイン・ダイヤルで回しているロータリー・エンコーダです
メイン・ノブは、アルミの無垢で重量感があります |
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交換したボタンSWは、43個
アルプス製品が使われていましたので、同じものを容易に入手することが出来ました
ひとつ交換するもの複数交換するも手間は一緒・・・と言うことで、43個全て新品と交換しました
左写真は、SWを全て取り去った基板と、取り去った43個のSW |
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本体中身、正面です
下がフロントパネル面です
シャーシは全てアルミで、軽量かつ錆に強く、US製品の良いところです
メーター照明
LEDが使用してありました
あまりに暗い・・・他の写真などではここまで暗くはないと電流制限抵抗を見ると300Ω・・・6VからLED2個直列ですので、これはあまりに大きな抵抗値と言うことで、20Ωに変更しました(この部分の回路が入手できず、オリジナルは???) |
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上写真の一部をアップしたもの
CPUボードです
バックアップ電池・・・劣化していた006P/9Vの二次電池を交換しました
これで電源を完全にOFFにしても、カレンダーがリセットされることはありません
拡張ユニットが刺さるコネクタが右下に2つ見えています
ひとつは、FMオプション、あとひとつは232cI/Fオプションの取付場所です
ParagonUにおいては、ここには標準でボードが刺さっていることでしょう |
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こちらは、本体下部分(シールド板を外して撮影)
Ten−Tecお得意の自社製フィルタ
これを見るとTen−Tec製品だと!
AM:6ポール
SSB:8ポール 2段
パスバンドチューニングで16ポールとのカタログ表記も
フィルタは、いずれもシェープ・ファクタ2未満という優秀なものです
オプションとして、狭帯域フィルタ(6.3MHz)3本のスペースが用意されています
セクション毎に用意されたユニットが、整然と配置されています
この上に全体を覆おうシールド板が取り付きますので、ユニット毎にきちんとシールドされることになります
フロント・パネルは、ご覧のように簡単に前に倒すことが出来ます(電源SW、MIC、ヘッドフォンジャックの配線には要注意) |
高周波的には、きちんとした設計・・・アルミ板でユニット毎にきちんとシールド・・・市販商品の中にあって、ここまで徹底できている製品ばかりではありません
電源はシビア・・・当たり前と言えば当たり前なのですが、一瞬の電圧低下であってもCPU動作がNGとなります(Lockしてしまう)
きちんとした電源を用意、これが必須です |
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Ten-Tecらしいというか、独特の使用感、受信が楽しめます
個人的にですが、この使用感は好きです |