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US テンテック社の70年代の製品
QRP(5W)トランシーバーのパイオニア的存在 初代Argonautです
縁あって入手
頑張って、元通り(に近い)動作をするところまで手を入れました
VFOは、コリンズ(PTO)・ヒースキット(LMO)もどきのμ同調タイプ
意外と安定度も良いですし、バーニア機構のおかげで選局もスムーズです
同調(プリセレクタ)もスラグチューン(μ同調)で、きちんと合わせないとイメージ混信がひどい
感度は、十分
受信時の消費電力は12V 100mA、PLを点灯させると300mAに!
送信時で最大1.2A程度 |
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アナログチックなところが良いです!!
見た目にも、聞いた耳にも優しい感じが一杯します
実戦機にはなりませんが、歳のせいか?可愛らしい彼らです
こうやって重ねてみると、Atlasはずいぶんとコンパクトですね
それぞれ特徴(独自の設計思想)を持った無線機です |
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2012.03 JA4FUQ |
余談ながら
この手の超シンプルな(アナログ)マシンと、最近の重装備の(デジタル)マシンを並べて使って気付くことがあります
それは「聞こえる」ということについては、大きな違いがないということ
抑圧に強い、あるいは混信に強い(除去機能が素晴らしい)!とかいうこと、もちろんこれらも受信機に求められる基本性能には違いありませんが、人間が耳で聞くと言う最終条件の中で、聞こえる聞こえないに大きな差がないことに改めて気付かされます(楽に聞くことができるかどうかの違いだけ!)
人間の耳って素晴らしいと言うべきなのかな!? それとも使っている人間がスロー・ライフに漬かってしまったのかな!?
もっとも、使用するロケーションがイナカ・・・近くに多くの無線局の開設はないし、市街地ノイズの影響も少ないという点にあるのかも知れません |