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底面には、なにもありません
シンプルそのものです
このまま縦置きして、何も問題なく運用できます |
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外部電源を接続するためのコネクタは、横面に用意されています
昔懐かしい、フィーダーコンセント(3P)です
くれぐれも+接地の本機、場合によっては要注意です
ビスは、入手時付いていなかったので、手持ちの旧JISを使っています |
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本機は、合計3枚の基板で構成されています
受信1st-IF段以降は、電池収納スペースの裏側に基板1枚で配置されています
その右端に、外部電源接続コネクタが配されています
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電池ホルダの部分
ベークライトの板を加工してあるのですが、ケースにはハトメで留まっています
このハトメが経年変化で留めが緩んで、ベークライトの板が外れるようになっていました
電池を装着してしまえば問題ないかもですが、気になりますので真鍮製のハトメをいいことに、内側に半田を盛って抜けないようにしました
見えている基板は、受信1st-IF以降の部分です(1st-IFから2nd-IFへの変換部分) |
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3連VCは、受信RF同調と、1stOSC用です
クリスタルは、送信用 5波 フル実装!です
受信ダイヤルは、お決まりの糸掛け式です |
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見えている左側基板は送信部と、送受兼用のAF部です
右側基板は受信部(RF−1stMix)です
電池ケース部のシールド板の下側に、受信1stIFから検波までの基板1枚が収まっています
下のスペースは乾電池収納エリアです
ご覧のようにケースを開けないと電池交換ができません
単一電池を使用します
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フロントスピーカーのTR-1000
下向きケース取付スピーカーのFDAM-2
大きな音量が得られるのは、FDAM-2です |
近い時代の製品、TR-1000と比較ですが、本機が随分コンパクトです TR-1000では、電池交換用の窓が用意されています
その分使い勝手は良いのですが、如何せん大きく重たいのが難点です
ユーザーインターフェイス重視は同じでも、その切り口が2社違ところが興味深いです
デザインを専任者が行うのか、無線機の設計者が行うのか・・・そんな違いがあるのかもしれませんね |
入手後、しばらく放置してしていたものです
送信について
意外なことに、入手時そのままで、すんなりパワーが出ました、送信動作OKです
ただし1Wは無理で、0.7〜0.8W程度
ところが受信については全く音が出ません
CALを取るとSメーターはバッチシ振れます
どうやらAF部がNGなようです
試しに送信をモニタしたところ、やはり変調がかかりません |
AF信号を、AF-VOLからAFユニットをオシロを使って追いました
ファイナル直前までは正常そうです
まず、順当に?AFファイナルTrを疑いました、2SB220プッシュです
外してチェックしましたが正常です
+接地なもので、日頃と感覚が違います
エミッタ/コレクタ間の電圧が異常に低い・・・・よくよく目を凝らして見たら、エミッタ/アース間の多分50Ωと思われる1/4W抵抗器が損傷していました
犯人発見です、1/2W51Ω抵抗器に交換、これで正常と思われる動作となりました |
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調整の結果
送信
50.15〜50.8MHz 内蔵されていた5クリスタルの範囲で均一化し、おおよそ0.7W
受信
30%変調 1μV入力で、ぎりぎりS/N10db(この当時としては、非常に高感度だと思います)
得られる音量も十分です
回路図ほか資料が全く無い中での修理、調整の結果です |